防弾少年団は私の彼？ (ページ34)

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ダンスのうまい彼。２ JK ページ34

『あー、でも久しく踊ってないからなぁ。練習、しないと』

そういってニヤリと笑ったジョングクの一言が合図だった。

私たちはゆっくりとキスをした。
ジョングクはキスがうまい。
ジョングクのことしか考えられなくなる。

「んっ…」

漏れる吐息が気分を高める。

『ヌナ』

私はぼーっとしてきていつもより潤んだ目でジョングクを見つめた。

『そんな目で俺以外のこと見ちゃだめだからね』

『たとえ画面でも、ヒョンじゃなくて俺だけ見てて』

そういってまたキスをして、私をベッドへ連れて行く。
ベッドに横たえられて、生まれたままの姿にされる。

これから起こることへの緊張と期待で心臓の動きが速まる。

「グク…ずっとグクが恋しかった…」
キスの合間にそう呟けば、ジョングクは動きを止めた。
太ももに当たっているジョングクが反応する。

『そういうこと言うの、反則』
それからジョングクは余裕を失った。

そしてテヒョンにも劣らないなめらかな動きで私を夢中にさせた。

行為を終えて、横に並んでジョングクの腕枕でまどろむ時間。幸せに浸る。

『ヌナ、俺ヒョンよりセクシーになめらかな腰の動きできるからね』

「なになに、対抗意識？(笑)」

『そーいうんじゃないけど。』
そう言って照れ臭そうに鼻を触る彼。

『俺だけ感じててね』