衣更先輩に〇〇したい！【衣更真緒】 (ページ37)

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衣更先輩に謝りたい！ページ37

『何ですか、これ･･･。』

衣｢いや、そのー･･･、な？｣

『もしかして、私が衣更先輩のこと避けてるって思われてます？』

衣｢･･････そう思ってます。｣

『･･･なぜ？』

衣｢今日の昼、俺とあんずが話してる時こっち見てただろ？話し終わったらお前に話しかけようとしたけど、もういなくなってて。｣

『え』

衣｢しかも、昼休み廊下ですれ違った時、俺がそう思ってるだけかもしれないけど、いつものお前なら止まるはずなのに止まらなかったし･･･。｣

『え゛』

衣｢その、悲しかったというか、寂しかったというか･･･？｣

『それ、本当ですか？』

衣｢お、おう。｣

『･･･っ、うっ、』

衣｢え、何で涙目になってるの？俺また何かした？｣

『ごめんなさい、別に避けてるつもりはなかったんです･･････！』

衣｢それ本当か？｣

『衣更先輩があんず先輩と話してるのが嫌で、ずっと1人でモヤモヤしてて、それで変に衣更先輩のことを意識しちゃって、』

衣｢つまり、嫉妬ってことでいいのか･･･？｣

『･･････はい。』

衣｢････〜っ！｣

その時の衣更先輩の顔は、今までに見たことないほど赤く染まっていた。