#5不可抗力で。 ページ5
今日は、市内を離れた郊外でのグラビア撮影ということで朝からバタバタ。
VIXX の宿舎に朝8時半集合で、現在8時。
N「Aちゃんおはよう」
「おはようございます」
エンおっぱに続いてレオさん、ケンさんと続々と集まってくる。
「…あれ、マンネ組の3人は?」
L「たぶん今、ヒョギがラビを起こしてる。ホンビン は…」
K「寝坊じゃない!?昨日の夜、ゲームやりすぎたんだよ!」
N「やれやれ…」
「あ、じゃあ私が見てきます!」
ーーーー
勢いでそう言っちゃったけど、
よく考えたら宿舎に入るの初めてだ。
わーーー
ちょっと緊張する。←
(ホンビンの部屋どこだろう…)
「あ、、ここかな?」
コンコン
「ホンビーン、入るよ…」
ガチャ
入ると、綺麗に片付けられた部屋に…
ホンビンがまだ寝ていた。
(わーーー寝顔きれい…)
じゃなくて!!
私は起こしに来たのだった。
布団を上からぽすぽす叩く。
「寝坊するよ?早く起きなさいよ」
H「んーー…」
寝ぼけているのか、うなり声しかあげない。
するといきなり、背中を向けていたホンビンが寝返りをしてこっちを向いた。
その瞬間、腕が伸びてきて私を捕らえた。
「わっ、ちょ…」
引っ張られて、不可抗力で私はベッドにダイブする。
「まったくもう…//」
起き上がろうとすると、
ホンビンの腕が後ろに回されていて、離れられない。
「えっ、嘘でしょ//」
ちょっと待って!!
なにこの状況!!
まずい…
距離が近すぎるし、ベッドに乗っかっちゃってるし…
恥ずかしすぎる。。
私は必死にホンビンの胸板を押した。
「このっ//離れなさいっての…!」
ぱち
H「…ん、A?なんでいんの」
やっと起きた!!
ていうか、
『なんでいんの』じゃないでしょーよ!!
「遅刻するよ!!早く起きなよ!!」
H「あ…そっか。あれ、なんかA顔赤い?」
「赤くない!!とにかく、私は起こしに来ただけだから!!」
バタンッ
H「………」
そそくさと部屋を出た。
(…さっきの状況思い出すと)
「恥ずかしすぎる…//」
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作者名:まりる | 作成日時:2020年2月6日 19時