#1再会 ページ1
「今日からスタイリストのアシスタントをさせていただくAです。まだ駆け出しで、至らない点もあると思いますが…精一杯頑張ります。よろしくお願いします」
ファッションの専門学校を卒業した私は、縁があってVIXXの所属事務所・ジェリーフィッシュで、スタイリスト(アシスタント)として働く事になった。
H「A!」
「!ホンビン!」
H「マジ久しぶりじゃん!…今、時間ある?ちょっと向こうで話そうよ」
実は、VIXXメンバーのホンビンとは幼馴染で中学校までは同じ学校に通っていて、家も近く昔はよく遊ぶ間柄だった。
H「いやでもびっくりだね。まさかAが俺らの事務所の専属スタイリストになるとは…」
「まだスタイリストの卵だけどねw」
H「それでも凄いじゃん。昔からなりたい!って言ってた職業になんだから、、」
「それはホンビンも同じでしょ」
H「あ…そう?まーーでも、俺は最初は歌手志望だったしw」
「でも今はアイドルとして成功してるじゃん!」
H「笑。なんか…Aにアイドルって言われると、可笑しな気がするねw」
「はぁ?wどういう事よーー」
久しぶりの再会とは思えないぐらい、昔のような掛け合いがすぐに馴染む空気感に、ほっと安心する。
N「ホンビーーーーン!!!」
「あ、、Nさんが呼んでるよ?」
H「…仕方ないw行くか」
「仕方ないって。笑笑」
H「良いんだよ、えにょんだからw」
「相変わらずナチュラルに毒吐くよねーw」
H「毒?今のどこが?」
「笑笑」
笑い合って、
じゃ、また。と言って去っていくホンビン 。
そんな後ろ姿を見送りながら…
(考えてみたら、中学生の時ぶりなんだよね)
ノリが変わってないから、あんまり気づかなかったけど。
ちょっと見ないうちに、あんなイケメンになっちゃって、、
「…ありゃモテるだろうなぁ」
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作者名:まりる | 作成日時:2020年2月6日 19時