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標的102 ページ15

貴「てか、パンチラしながら戦うアーデルさんを放っておけないし…

それに、女子を殴る雲雀さんはこれ以上見たくないって思いました。」



雲雀「…そんな理由で勝負に口出しを?」




ギロリとこちらを睨む雲雀さんを、珍しくオレは見つめ返す。



貴「…あなたにとってはどうでもいい理由でも、この勝負の報酬であるオレにとっては譲れないところなんです。」






…大好きなキャラが女子供をボロボロに殴るところなんてやっぱり見たくないし…

アーデルさんのパンチラを紅葉の視線から守らねばという義務感が…。




そんなことをブツブツと呟くオレの腕を、アーデルさんが取る。




アーデル「だからって…真剣勝負に飛び込んでくる人がありますか!

ほら、見せてごらんなさい!
本気でやったから腕が折れているかも…」




草壁「そうですよ、Aさん!
今すぐ救急車を呼んで…」




貴「え?いや、オレは全然大丈夫で…」





わたわたと慌てる2人をオレが落ち着かせようとしていると…不意に後ろから
ツナの「いでっ!?」という大声が聞こえた。




その声に反応して振り返ると…そこにいたのは、ツナの頭に飛び乗ったリボーンさんの姿。




リボ「Aに治療の必要はねえぞ。

…ったく。本来ならボスであるてめーが止めないといけねーんだぞ、ツナ。」




ツナ「はあ!?お、俺にあの2人の勝負が止められるわけないだろー!?

てか、降りろよ!!」




ツナにそう言われて降りたリボーンさんを、シモンのメンバーが呆然と見つめる。




炎真「…赤ん坊が…」


紅葉「喋っておる…!?」





彼らのその新鮮な反応に、オレはシモンがリボーンさんのことを知らないのだと気づく。




草壁「リボーンさん!Aさんに治療の必要がないとはどういうことですか!?」




慌てて質問する草壁さんに、リボーンさんがこちらに歩み寄りながら答えた。





リボ「Aの腕をよく見てみろ。
制服が雷属性の炎で硬化されてるはずだぞ。」




貴「はい、その通りです。
それに衝撃はほとんど雨の炎で鎮静させました。

なので、オレの腕は全くの無傷です。」





腕をバッと上げて硬くなった制服の袖を見せ…
大空の炎で調和して元の服の状態に戻した。




それを見たアーデルさんが胸を撫で下ろし
草壁さんがホッと安堵の息を吐く。






そんな時…ツナの慌てふためく声がオレの耳に届いた。







ツナ「ちょ!ほ、炎とか見せちゃダメだよ…A!!」

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らっく(プロフ) - 優さん» こちらこそ返信ありがとうございます。え、と…申し訳ないのですが去年からリクなどはお受けしておりません。作者の方から知らせがあった場合のみリクエストをお受けしております。ですが、ヴァリアーと主人公の絡みは面白いと思いますのでまた今度検討してみますね。 (2016年9月13日 21時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
- ヴァリアーの特別編、お願いします! (2016年9月13日 16時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)
- 返信ありがとうございます♪ (2016年9月13日 16時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます!返信おそくなって申し訳ございません。現在7の方更新再開しましたので、どうぞ続きをお楽しみに! (2016年9月12日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
- いつも読んでいます!更新頑張ってください♪ (2016年9月5日 21時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年5月29日 22時

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