検索窓
今日:56 hit、昨日:70 hit、合計:313,611 hit

標的101 ページ14

アーデルハイトさんの素早い猛攻を雲雀さんは軽々とかわしていく。




炎真「かわしてる…!?」


紅葉「アーデルハイトの華麗なパンチラ攻撃をものともせぬとは、結局なんという奴!!」


貴「オメーはどこ見てんだよ!」



鼻血を出している紅葉にゲンコツを食らわせながら、オレはヒヤヒヤと2人を見つめ続ける。




雲雀「…原則、武器の携帯が認められているのは僕だけだ。
君のそれは校則違反だよ。」



アーデル「そんなものは…私が勝てば関係ない!」




次の瞬間、アーデルさんが炎を纏った縦回転蹴りを雲雀さんに食らわせる。




雲雀(…炎!?)




とっさのことに反応が遅れ、制服のボタンを蹴りで千切られた雲雀さんが…
一瞬だけ歯を食い縛るのが見えた。




雲雀さんはそのままトンファーを取り出し、
アーデルさんに反撃の一撃を思い切り当てる。




アーデル「ぐあっ!」




らうじ「アーデルハイト!」


紅葉「結局〜!?」




ガードしながらも柵ごと吹き飛ばされたアーデルさんを見て、シモンのメンバーが目を見開いた。





ツナ「ど、どうしよう…あのアーデルハイトって人、雲雀さんに咬み殺されちゃうよ〜!!」





そんなツナの言葉で…オレはハッと体を動かす。





貴「…止めるか…!」


ツナ「え…ちょ、A…!?」





口から少しだけ血を流したアーデルさんと
体制を立て直した雲雀さんが

お互いに最後の一撃で決めようと走り出す。






その間に割って入るように駆け込み…
2人が同時に繰り出した重い攻撃を、オレは両腕で受け止めた。





雲雀・アーデル「「!」」



全「「!?」」





アーデル「な、何をしてるんですかAさん!」


雲雀「…なんのつもりだい?」







2人が武器を下げたのを確認してから、オレも痛みをこらえて両腕を下ろす。





貴「えー…
オレとしてはほどほどのところで戦闘やめてくれたらなーって思ってたんですが…

これ以上は確実に被害がでかくなるので、中止させていただきました。」





オレ的にはどちらかがすぐに相手を倒すのを期待していたんだが…


2人とも実力が拮抗しているが故にそれは難しく、互いに消耗して闘い続けるだろうってのが今のやりとりでわかった。






それに…アーデルさんは今炎を使って戦った。





このまま2人が炎を使って闘い始めたら…ツナたちにも被害が及ぶ。







だからオレは見守るはずだったこの勝負を止めることにしたんだ。

標的102→←標的100



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (252 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
295人がお気に入り
設定タグ:REBORN , 逆ハー , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

らっく(プロフ) - 優さん» こちらこそ返信ありがとうございます。え、と…申し訳ないのですが去年からリクなどはお受けしておりません。作者の方から知らせがあった場合のみリクエストをお受けしております。ですが、ヴァリアーと主人公の絡みは面白いと思いますのでまた今度検討してみますね。 (2016年9月13日 21時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
- ヴァリアーの特別編、お願いします! (2016年9月13日 16時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)
- 返信ありがとうございます♪ (2016年9月13日 16時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます!返信おそくなって申し訳ございません。現在7の方更新再開しましたので、どうぞ続きをお楽しみに! (2016年9月12日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
- いつも読んでいます!更新頑張ってください♪ (2016年9月5日 21時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2016年5月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。