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ツナside




「…な…ツナ。」




ツナ「んにゃむにゃ…もう…なんだよ、母さん…。」



午前7時。



俺に呼びかける女の人の声に顔をしかめて、俺はベットに潜り込む。




次の瞬間…




リボ「寝ぼけてんじゃねえ」


ツナ「ふぎゃ!?」





俺の顔面を、いつもの小さな足が思い切り踏みつけた。




ツナ「いってー!何するんだよリボーン!!


…って、あれ…A!?」




貴「おはよ、ツナ。」




リボーンを肩に乗せて笑うのは昨日俺があげた服を着てベッドの傍らに立つA。




ツナ「な、なんでここに!?」



貴「ママンの朝ごはんを食べに来てんだ。
ツナも一緒に食べようぜ。」



リボ「先に下に降りてるからな。」




そう言って、2人は階段を下りていく。




ツナ(うわー…いきなりめちゃくちゃマヌケなところ見られたんだけど…!)




俺は慌てて顔を洗いにいきながら、リビングへと向かう。







そこでは、母さんとAが楽しそうに台所に立っていた。




奈々「ごめんなさいね、お客様なのに手伝ってもらっちゃって。」



貴「いえ…こんな綺麗なお母様の助けになれるなら、喜んでやりますよ。」



奈々「あら〜嬉しいこと言ってくれるわね。

ウチの綱吉もAくんみたいにイケメンになってくれれば良いんだけど…」



貴「いや、ツナはあの可愛さを保ったままで良いと思います。」






ツナ(…可愛い?

そういえばAって、未来に行く直前も俺に可愛いとか言ってたよな…。)







そんなことを思っていると、Aがトーストを乗せた皿を持ってテーブルに並べる。



そしてそのままリボーンの正面に座り…俺はAの横に座った。




リボ「ママン、先にいただくぞ。」


貴「すみません、いただきます。」





そう言って、2人は食事を取りながら話し始める。




貴「リボーンさん…オレ、並中に通えますか?」




トーストを咀嚼して飲み込み、Aが最初に口を開いた。




リボ「雲雀に言って転入手続きは終わってるぞ。

一応明日から通えるが…まだ制服ができてねえ。」



貴「…そうですか。
なら、それまでは待つしかないですね。」



リボーンの言葉に、途中までAは目を輝かせていたが
制服が準備できていなくてまだ通えないことを知り、少ししょぼんとする。



そんなAに、俺は部屋にあったものを思い出しながら口を開いた。







ツナ「あ、それなら…Aの前の制服使えばいいんじゃない?」

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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね!では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います! (2016年5月17日 22時) (レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える(オレを俺に変えたり)する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました!やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします! (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです!花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します!こらからも応援してます! (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年5月3日 21時

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