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9. 中庭 ページ9

ある日城内の中庭に足を運ぶと、やけに男子生徒が多かった。まぁ、その理由はすぐ分かったが


ドラ「A」

『……ドラコ』

ドラ「木の上に座ってるとパンツ見えるぞ」

『……どこ見てんだ変態』

ドラ「白か、随分と女の子らしい物を履いてるな」

『なっ、!見るなっ、!////』

ドラ「図星か笑」


木の上に座ってるだけでパンツなんか見えるわけないだろ、本当はこいつバカなのか?

Aは軽々と木の上から降りて、スカートに着いた土埃をパンパンとはたいた


『ホグワーツは面白い書物が多いな、飽きなくて毎日楽しい思いさせてもらってるよ』

ドラ「僕の前でくらいその口調やめたらどうだ」

『……周りに人がいる時はやめない』


A自身も周りに男子生徒が群がってる事に気付いてるみたいだな、


『知ってるかドラコ、第1の課題はドラゴンらしいぞ!楽しみだなぁ!』

ドラ「Aは試合に出ないだろ」

『兄さんの活躍を目の前で見れるのが楽しみなんだ、それにハリーの試合を見てみたいし』

ドラ「……ポッターと話したのか?」

『……ダメか?ハリーはとてもいい人だった、男の人が全員あんな感じだといいんだけどな』


ポッターと話してるAを想像するだけでムカつく、なんであいつなんかと話してるんだ


『ドラコ、どうした?』

ドラ「……何でもない」

『そうか?……あっ!ハリーだ!』


Aは僕の横を通り過ぎてポッターの所へ行こうとした、でも僕がそれを許すわけが無いだろ?


『……ん?ドラコ、腕を離してくれ、』

ドラ「行くな」

『え、なんで?』

ドラ「今日は僕がお前の相手をしてやる、行くぞ」

『えっ、!?ちょ、!』


僕はAを無理矢理連れて行った

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作者名:キクラゲ | 作成日時:2022年2月14日 11時

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