白黒猫喰種化計画~計画実行~ (ページ8)

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計画96 ページ8

そういえば、スパイダーくんの名前、知らないなぁ…

A「スパイダーくん、君の本名は？」

？「……忘れた」

A「じゃあつけてあげる！」

スパイダーは日本語でくも、くもが出てくる季節は秋だから…

A「うーん…アキト！秋に斗と書いて秋斗！」

秋斗「斗の部分が人じゃなくてよかった…」

アキトくんは私がつけた名前を喜んでくれたようだ。

絢都「A、そこの喫茶店に入るか？」

A「うん！」

私達は喫茶店に入った。

秋斗「すいません、コーヒー3つください」

A「わざわざありがとう、アキトくん」

秋斗「…！部下として当然です」

私達はお喋りすることになった。

秋斗「そういえば絢都さん、仕事は大丈夫なんですか？」

絢都「あぁ、エトに出かけるって言った」

ちゃんと報告するんだ…

秋斗「…そういえば、Aさんって人間なんですか？喰種なんですか？」

さっきから気になっていたことがある。

A「さん付け辞めて、なんか堅苦しくて嫌い。敬語も辞めてもらえない？」

秋斗「…わかった…それで、どうなの？A？」

絢都「こいつは人間だ」

私の代わりにアヤトが答えた。

秋斗くんはポカンとした。

秋斗「そうなんですか～へぇ～」

秋斗くんはどう反応すればいいか分からなかったみたいだ。

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ネーミングセンスがない