裏計画 ~霧嶋絢都生誕祭~ ページ20
もしも、アヤトが生まれてこなかったら私はアヤトと出会ってなくて、アヤトを好きになることはなかっただろう。
年に一度はくる大切な人の誕生日だから祝ってあげたい。
カティアさんにこっそり頼んでおいた一つのプレゼントと私が一人でなんとか用意したもう一つのプレゼントを持ってアヤトのところへ行った。
A「アヤト!」
絢都「あ?」
アヤトが私の方に振り返った瞬間、私は二つのプレゼントをアヤトに渡した。
絢都「?なんだこれ?」
A「アヤト、誕生日おめでとう!生まれてきてくれてありがとう!」
絢都「…あぁ」
絢都『こんなに祝われたの初めてかも…いや、幼少期以来?』
アヤトは幼少期以来祝われてなかったんだ…
A「二つプレゼントあるでしょ?一つ目は欲しがってた小剣、もう一つは…今、安全ピンを片方の耳に付けてるでしょ?」
絢都「あぁ、それがどうした?」
A「……その安全ピンを取る時がきたらつけてほしいなと思って…」
そう、私が用意したのはピアスだった。
絢都「…!…ありがと…」
アヤトは箱を開けてそう言った。
A「アヤト、これからもよろしくね」
絢都「…!あぁ」
これからもこんな風に一緒にいて誕生日を祝いたいと私は願った。
〜 〜 〜 〜
アヤト、誕生日おめでとう!
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作者名:エメリア x他1人 | 作成日時:2018年6月3日 14時