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【レオ様二世とミオ】 ページ34

(Aside)






VN「ミオ」








洗濯物を畳んでいる時、名前を呼ばれる。
首を少し回して振り向けば、頰に兄さんの指がブスリと刺さった。









VN「…引っかかった」








指を私の頰に突き刺したまま、嬉しそうに笑う兄さん。
この人は何をやりたいのか、やり出すのか、マイペース過ぎて分からない。









『手伝いに来てくれたの?』









頰に突き刺さったままの兄さんの指を、片手で掴む。
「しまった…」という顔をして手を引っ込めようとするけど、そうはさせません。









『ここで会ったが100年目』

VN「?」

『手伝ってもらいます、って意味。』

VN「ぅ…」









恐ろしい程に整った顔を、少しだけ歪める兄さん。
にっこり笑いかければ、しぶしぶ側にあったタオルを畳み始めてくれた。

…けれど、









『兄さんごめんね、自分でやるね』









タオルもろくに畳めないとは何事だ。

端と端が揃わず、なんとか無理矢理四角になっているソレを見て、私はため息を落とす。









VN〔ごめんあそばせ〜〕









弟達に習ったのか。
普段使わない変な日本語にメロディーを付けながら、兄さんは嬉しそうに去って行く。

そんな姿が可愛らしいし、恨めしい。









____ _





________ _




____________ _









SG「ボノナ、何見てるの?」

VN「タオルの正しい畳み方」

SG「は?」







スキップしながら部屋を出て行った兄さん。
そんな彼が、某動画アプリで洗濯物を勉強してくれていた事を私が知るのは、もう少し後のお話。

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設定タグ:SEVENTEEN , ジュン , ジュンフィ   
作品ジャンル:恋愛
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愛凛 - この小説のジュンくんが好きすぎて他の小説に行けなそうです。ありがとうございます。 (2021年10月3日 8時) (レス) @page50 id: 5572f60dc6 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 瑪瑙さん» えーただいましっかりと受け取りました。瑪瑙さんからの元気いっぱいの誓いの言葉。光栄すぎて鼻毛飛び出ましたどうしてくれるんですか(汚くてごめんなさい)最後までお付き合いくださったことも本当に嬉しいです。ありがとうございます( ; ; ) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ハナさん» ハナさん…!前編だけでなく続編までも一気に読んでくださったんですね( ; ; )本当に本当に嬉しいです…!ありがとうございます!ミオジュンシッパー…!光栄すぎます…(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 栞奈さん» 嬉しくて今にも栞奈さんの元へと舞い落ちていきそうです。ありがとうございます(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 宣誓!私は!今後一生ミオジュンと中華マフィア様を推していくことを誓います!(突然失礼しました) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年1月23日 22時

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