【お馬さんとミオ】 ページ30
(Aside)
『とうっ』
練習室にて、汗を拭うソクミン兄さんに迷わずタックル。
なにどうしたの〜?なんて、笑って許してくれる彼は優しさの塊。
CARATの皆様、彼は旦那最有望株ですよ。
『…兄さんいい匂い』
SM「ジュニヒョンに殺されるからそれ以上はやめようね」
彼の背中にグリグリと顔を押し付ける。
ふわりと鼻をくすぐる香りは、同じ柔軟剤のはずなのに少し違う…優しくて暖かい、落ち着く香り。
「「浮気だぁ〜〜」」
弟達が声を合わせるけれど、私は兄さんから離れるつもりは無い。
だって、大好きな兄さんだもん。シュア兄さんの次くらいに。
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ブソクスンのバックダンサーを務める事になった私達は、リーダーである彼に続きます。
SM「ここで、もう少しこう…」
SG「でもそうすると、隊形崩れません?」
SN「いや、大丈夫だと思う。ここは…」
普段の騒々しさは何処へやら。
仕事をする時の3人は、本当にカッコいい。
『特にソクミン兄さんのスーツ姿たまらないよね』
シウ「今日凄い浮気しますねぇ」
『ジュニさんいないからかな?』
ソイ「はい、言っちゃお〜」
『冗談だもん』
ケラケラと笑う弟2人組。
ロゼとセウンも加わって、ミオは本当にソクミニヒョン好きだね〜!って。
SG「え?ミオ、がち?」
SN「ジュナから乗り換えっすか?」
SM「俺ジュニヒョンから消される…?」
私達の会話が聞こえたのか、唖然とするブソクスン。
当然のように口を開けば、こらまた目を見開いて聞き返された。
「「「ドギョムペンッッ!!??」」」
『あれ?言ってなかったっけ?』
SN「初耳」
SM「ミオ達がCARATなのは知ってたけど…」
『私の推しはソクミン兄さん。
セウンはスンチョル兄さんで、ロゼがシュア兄さん。
ソイがミンギュ兄さんで、シウがチャン兄さんだよ〜』
コクコクと頷く私達。
ええっ!初耳…!!なんて、もっと目を見開く兄さん達が実に面白い。
SN「はっ!?俺は!?」
SG「おいこら!!スングァンペンは!!??」
あ、やらかした。
とりあえず何もなかった事にして練習を再開しましょう。
SN「ちょ、え、こら!待ちなさい!」
SG「なんでチャナなの!?」
何も聞こえん、全く聞こえん。
さあ、踊りましょ。
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愛凛 - この小説のジュンくんが好きすぎて他の小説に行けなそうです。ありがとうございます。 (2021年10月3日 8時) (レス) @page50 id: 5572f60dc6 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 瑪瑙さん» えーただいましっかりと受け取りました。瑪瑙さんからの元気いっぱいの誓いの言葉。光栄すぎて鼻毛飛び出ましたどうしてくれるんですか(汚くてごめんなさい)最後までお付き合いくださったことも本当に嬉しいです。ありがとうございます( ; ; ) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ハナさん» ハナさん…!前編だけでなく続編までも一気に読んでくださったんですね( ; ; )本当に本当に嬉しいです…!ありがとうございます!ミオジュンシッパー…!光栄すぎます…(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 栞奈さん» 嬉しくて今にも栞奈さんの元へと舞い落ちていきそうです。ありがとうございます(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 宣誓!私は!今後一生ミオジュンと中華マフィア様を推していくことを誓います!(突然失礼しました) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年1月23日 22時