【鬼PDとミオ】 ページ24
(ジフンside)
『ヤー!!!!」
作業中。ミオの怒声。
あ、やべ…って思った時には遅くて、勢いよく開いたドアの向こう側には仏頂面のミオさん。
『食べっぱなしやめてって何回言えば分かります?』
WZ「ごめんなさい」
昔から何度も怒られてきたこと。
皿を片付けず、そのまんま。
気をつけてるつもりだけど、なんかボケっとすると忘れちゃうんだよな。
『次同じことしたら愛嬌させるからね』
WZ〔じゃんねんだけどぉ〕
『使い方違う』
WZ「ごめんなさい」
ミオさんピリピリしてます。
俺のせいです、ごめんなさい。
____ _
________ _
WZ「もう半音下げろ」
『この音の方が歌いやすいです』
WZ「ブレス位置変えてみな」
『…なるほど』
ガラリと変わって、ヴォイトレ。
楽譜を渡せば楽しそうに歌い始める。
真剣に、自分の意見を俺にぶつけてきてくれる彼女とのレコーディングやヴォイトレは楽しい。
お互い熱くなって喧嘩する事もあったけど、ぶつかった分だけいい音楽が完成したんだよな。
『すっごい素敵…切ないけど…綺麗だなぁ…』
WZ「んー、ありがとう」
俺の作った曲、うっとりと楽譜を見つめられ、少し恥ずかしい。
意見をストレートにぶつけてくる彼女だけど、褒め言葉はもっとストレート。
『これ、誰の曲?』
WZ「あー…」
『これ、男女のデュエット曲だよね?』
WZ「…なんか…思いついたやつ」
レッスン用にどうかなと思って…なんて一言付け足せば、コクコクと頷く。
嘘だよ、ミオ。
練習用なんかじゃ、ないんだよ。
WZ「ちょっと、2人で歌ってみるか」
素直じゃない俺は、本当の事を言い出せない。
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愛凛 - この小説のジュンくんが好きすぎて他の小説に行けなそうです。ありがとうございます。 (2021年10月3日 8時) (レス) @page50 id: 5572f60dc6 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 瑪瑙さん» えーただいましっかりと受け取りました。瑪瑙さんからの元気いっぱいの誓いの言葉。光栄すぎて鼻毛飛び出ましたどうしてくれるんですか(汚くてごめんなさい)最後までお付き合いくださったことも本当に嬉しいです。ありがとうございます( ; ; ) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ハナさん» ハナさん…!前編だけでなく続編までも一気に読んでくださったんですね( ; ; )本当に本当に嬉しいです…!ありがとうございます!ミオジュンシッパー…!光栄すぎます…(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 栞奈さん» 嬉しくて今にも栞奈さんの元へと舞い落ちていきそうです。ありがとうございます(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 宣誓!私は!今後一生ミオジュンと中華マフィア様を推していくことを誓います!(突然失礼しました) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年1月23日 22時