呪いを断ち斬る【胡蝶しのぶ】

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しのぶside




主『こんなの見て私、普通になんて生きていけない！姉さんそれに母さん父さんの仇は必ずとる！！言って！呪霊が見えるってことは私にもできることがあるのでしょ！！』




姉「...っ貴方の部屋の奥に押し入れがあるでしょ？そこに木箱があるわ。」




主「木箱ね？その中にあるのねっ？」




姉「でも、しのぶには呪霊を切れる力がないわ...っお願いだ、から....早くに、げてまた、姉さんに、笑顔を....みせて(ごぽっ






主『姉さぁぁあ"ん！！！！』





どのくらい時間が経っただろうか





いつも温かかった姉さんのぬくもりは冷たくなっていって






更に哀しみが深く沈んでいこうとしてたが








次第に私の中には怒りが蓄積され続け







膨らんでいった。






いつまでも、姉さんの元で泣いていられない







さっき姉さんが言ってた木箱の中を確認しなきゃ









押し入れの中をガサゴソやっていると




主『...っごほ、ありましたけれど埃くさいですね。よいしょっと(がこんっ



木箱の中を開けると入っていたのは、




主『っこれは....！？なんでこんな所に。』




私が愛用していた日輪刀と髪飾り、それから呪術というものついて書かれていた本があった





主『こんな時代まで眠っていたというの...。でもこれで私は倒せる。私が仇をとるんだ。」





急いで、髪飾りをつけ刀を持ち奥の部屋へと進んでいった





そこに先程と比べものになら大きな赤の海




今まで見たことのない大きな呪霊





既にやられ動かない両親





普通なら怖がって逃げるかもしれない、叫びたくなるかもしれない





けど、嫌悪感が溢れて仕方がなかった。





「チ、チョ、、、ウノコ、、ダナ。オマエ、、モクッテ、、、ツヨ、、、ク」




主(この呪霊人と意思疎通ができるの？...今はとにかく、祓うしかない！！！)

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