【銀魂】ツンデレ割合9：1女の日常__part3.

（めちゃめちゃ真面目だわ） ページ6

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真選組屯所に戻ったAは資料室へ向かい早速、辻斬りについて調べる




「おい、A」



声が聞こえAは振り返る




『・・・・・なんだトシか』




土方「なんだじゃねえよ、お前そんなに仕事熱心だったか？」



Aは土方の問いに資料をもくもくと漁りながら答える


『私は昔から仕事熱心だっただろうが』



土方「どの口が言ってんだ、隙ありゃサボろうとしてる奴が、で？何を探ってる」




『辻斬りさん』




土方「・・・・何故Aがそれを探ってる」




『いやーまあ気になって』




土方「何企んでんだ」

タバコに火をつけながら怪しむ土方




『真選組としてはこういう厄介者は潰せるんなら潰しておいた方がいいだろうが、それに・・・』


資料に目を通しながらAは言う



土方「それに何だ」




『ただの・・・通りすがりの辻斬りじゃないってこと』




土方「どういうことだ」





『まあ・・・後で話すわ、灰、落ちそう』


そう言いAはタバコの灰が落ちそうな土方の胸に灰皿を押し付け



『じゃ、私出るわー』


と部屋を出る



土方「おい、A！」



Aを追いかける土方



「あれ？Aさん、何処行くんですかィ」



『ったく、次から次へと・・・』


Aの目の前には沖田が立っていた
Aの後ろには土方が追いついていた


沖田「そんな難しい顔して何処へお出かけで？」



『今日は非番だからあんたらにそんな根掘り葉掘り聞かれる筋合いないでしょうがー』


怠そうに沖田と後ろに居る土方に目を向け言うA



土方「非番なのに辻斬りのことについて調べてたってのか？」



沖田「へぇ・・・その辻斬りと何かあるんですかィ」



『ないよ、あーあれだよ・・・・・デートデート、じゃ、邪魔すんなよー』



土方の腕を後ろで固め沖田の方へ押しやり、足早に屯所を後にするA



土方「おい、総悟、追うぞ」




沖田「追いたいのは山々ですけど土方さん、もうAさん何処にも見当たらないですぜ」




土方「・・・・・あいつ足速えな」

呆然とAが去った方を見ながら呟く土方




沖田「まあ、Aさんなら大丈夫でしょうよ馬鹿みてえに強いし、てことでもう一眠りしてきやーす」




土方「ああ・・・・・・・・って総悟！テメェは非番じゃねえんだから仕事しろぉぉぉ！」









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