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___________グサッ
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紅葉「・・・・・え」
『貰うよこれ、あんたの所為だし』
刀が刺さっていたのは紅葉の脚と脚の間の着物だった、Aは着物の裾を切り切られた腕に巻きつける
その行動に驚き何も言えずただAを見つめていた紅葉
『あー、忘れてた』
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___________パキッ
『・・・・・勝者、私?』
刀の入った鞘の先で紅葉の胸元に着いていたお皿を割りニヤリと言い放ち今度こそ去っていった
『どこ行きゃいいんだよ広すぎ・・・もう一旦戻るか』
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「「「誰かァァァァ!紙くださァーい!」」」
『・・・・・』
歩き出したAの耳に聞こえてきた
しかもいくつかAがよーく聞いたことがある声が混ざっておりAは立ち止まる
『・・・・・・・・さぁ行こう』
何となく状況を読み取ったAだったが気にもとめず再び歩き出した
___________場所が変わり柳生家内
九兵衛の父上、いやパパ上は女中や妙がいる部屋がある廊下で言い合いをしていた
女中「
オババ「ここは男子禁制、たとえご当主といえど立ち入る事を禁じられた女の聖域ですぞ!」
輿矩「オババ、そんな事を言っている場合ではないのだ!そこをどけ!お妙ちゃん!お妙ちゃんを呼んでくれ!」
オババ「またあの娘ですか?!追い出せと言ったり呼んでこいと言ったりもうオババは疲れました!旦那様ではあの娘は扱えきれませんぞ、とんでもないじゃじゃ馬、あの娘はこの柳生家に災いをもたらしますぞ!」
輿矩「災いならもう起きてる!道場破りかなんだか知らんがもう参ってるんだよ・・・」
騒ぎを聞きお妙は戸を開け様子を伺っていた
輿矩「九兵衛とあの暴れん坊四天王が暴れまわっててさもうあちこちボロボロだよ・・・しかも乗り込んで来た連中の一人はお妙ちゃんの弟と名乗っているらしい」
妙「?!!」
輿矩「どういう事かさっぱりだ、問い質さんと」
オババ「弟が?や!怖い、やっぱり一族全員野蛮な血が流れてるんだわ」
女中「「「こわーい」」」
輿矩「ん?」
お妙「どぉけェェェおらァァァ!」
輿矩「あれは?あ、お妙ちゃーーん!」
新八が来ていると知り部屋から飛び出して行ったお妙
妙「(新ちゃん、みんな!)」
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あられ(プロフ) - 土方彩香さん» 彩香さんありがとうございます!!パート4でもよろしくお願いしますっ地獄の果て(笑)付いて来て下さいw (2019年8月1日 22時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
土方彩香 - いえ、私は自分の思った事を書いたまでですよ。それと、3の方に書くのも可笑しいと思いますが、パート4の続編おめでとうございます!これからも、末永く、地獄の果てまでついていくので覚悟しといてくださいね?こちらこそよろしくです! (2019年8月1日 22時) (レス) id: a12d762946 (このIDを非表示/違反報告)
あられ(プロフ) - 土方彩香さん» いつも読んで頂きありがとうございます!感想すごく嬉しいですm(__)mこれからも更新遅いかもしれませんが末永くよろしくお願いしますっ!! (2019年8月1日 21時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
土方彩香 - 影ながらいつも見させていただいています!ギャグありなのに、シリアスの時の夢主の台詞にはメッセージ性がありかっこよくて、いつも胸を打たれます。更新頑張って下さい! (2019年8月1日 19時) (レス) id: a12d762946 (このIDを非表示/違反報告)
あられ(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます!お待たせ致しました、少しずつですが更新していくのでこれからもよろしくお願いします!! (2019年8月1日 19時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あられ | 作成日時:2018年7月27日 19時