【銀魂】ツンデレ割合9：1女の日常__part3.

（己のためか他のためか） ページ47

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刀を振り上げ走ってくる紅葉にAは振り返り紅葉が振り下ろした刀を避ける



紅葉「ふっ・・・かかった」






『・・・・・・っ！』





紅葉は懐から小刀を出しAの腕を切る





紅葉「あら、どうしたの？さっきの威勢は何処へやら、大口叩いてこんなのも避けれないわけ？所詮田舎道場の門下生よねぇ」


あははと笑いながら腕を抑えしゃがみ込むAを見下す





『・・・・・・』






紅葉「こんな勝負そもそもどうだっていいのよ！私は若と柳生四天王のみなさんに認めてもらえればねぇ！貴女を痛めつけて勝てば私の実力を見せつけれるから、女の貴女には悪いけどもう少し傷付いてもらうわよ？」


小刀を捨て刀を両手で振り上げAに目掛け下ろす





___________キィンッ！！！




紅葉「？！！」

Aは落ちている小刀を盾に紅葉の攻撃を止めた




『・・・・・そっかそっか』



攻撃を止めAは小刀を捨てた手で勢いよく紅葉のみぞおちに拳を入れる



紅葉「ゔぅッ！！！！」


今度は紅葉が仰向けに倒れる、Aはその紅葉に跨りしゃがみ込む




『あらら先程までの威勢は何処へやらだな・・・お嬢さん？』




まだ痛みで声を出せない紅葉






『私は勘違いしてたよ、あんたを』





紅葉「ハァ・・・ハァ・・何、よ」





『柳生家の跡取りの若様の為に必死になって刀振ってんのかとね、てめぇの為にだったんだ』





紅葉「それが・・・ハァ、何よ」





紅葉に跨ったまま着物の襟を持ち自分の方へ引き寄せるA




『だから弱えんだよ』





紅葉「・・・・・は？」


自分の何処が弱いの？と言わんばかりの表情の紅葉




『みんな誰かの為に戦ってんだよ、そんなんじゃなんちゃら四天王？とやらにも追いつけないよー』





紅葉「柳生四天王よっ！！！」





『ふーん、まあいいや』

そう言いなが紅葉を掴んでいた手を離し自分の刀を抜く








『・・・・・文句なしであんたの負けだな？』




そう言い放つと紅葉を真顔で見下ろしながらAは勢いよく刀を振り上げる





紅葉「ッ！！！！！」
反射的に顔を背ける紅葉









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