episode.2 コラソンとわたし ページ4
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コラソンは、わたしをおへやまでつれて行ってくれた。
コラソンの足はね、ドフィとおなじくらい長いの。
それにいつもコートがふわふわできもちいい。
もふもふで、ところどころこげてるけど。
「こらそん、わたしふわふわしたい！」
「……」
わたしがそういうとコラソンはお皿をわたしに出てきたの。たぶん、食べなさいってことなのかな。けど、わたしが歩くのおそかったから、もうあったかくないし、おいしくなくいの。
でも、わたしはにがてなピーマンものこさず食べた。
ドフィが見てたらほめてくれたのに。今日はドフィがいないから。だれもわたしにいい子いい子してくれないの。
コラソンは子どもがきらいだってトレーボルが言ってたから。
「コラソン…いい子して。」
コラソンの足にだきついたらコラソンはおっきな手でわたしのあたまをなでてくれた。わたしやっぱりコラソンがだいすき。
ドフィもだいすきだけど、コラソンはおとうさんだから。
本でよんだ、おとうさんみたいにやさしいから。
ドフィはわたしのパパはひどい人だって言ってた。
わたしをすてるなんて、あたまがからっぽなんだって。
ものの価値が分からないバカなんだって。
「コラソン、わたしねえらいの。ドフィがね、またいたいところにつれて行くんだって。けどわたしがんばるから。」
【コートは置いてくからドフィと返しにこい】
「ほんとに？やったぁ！ちゃんとかえす！！」
コラソンは紙にかいてわたしに見せてくれた。
おしゃべりはじょうずにできないけど字はよめるの。ドフィがいっぱいおしえてくれたから、むずかしいことばもたくさん知ってる。
おっきいな手はわたしからはなれていった。けどね、コラソンのコートがあるからさびしくないの。
コラソンはわたしにピースしてくれたら、おへやからバイバイした。コラソンはふしぎでねてるとき音がしないの。
「へへっ、ばいばーい。」
「……」
コラソンはわたしをみてかなしそうだった。
なんでコラソンがかなしそうなの。わたしはいたいものくるしいのもへいきなのに。だって、コラソンがあの実をくれたから。ぜんぜんケガがのこらないの。
コラソンのおかげでわたしはやくにたてるの。
「ふふっ、コラソンのコートやっぱりこげてる。」
コラソンのにおいがする。
たばこがちょっとにおうけど。
それでもコラソンがだいすき。
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楸(プロフ) - ユイさん» 最後の方にまだコラソン出てくる予定だから楽しみにしててぇ！！更新遅杉田玄白で申し訳ないのですがこれからも頑張ります！！ (2022年11月23日 13時) (
レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！大丈夫です！ただこの作者更新頻度がとてつもなく遅いよ、とだけお伝え頂ければ幸いです！ (2022年11月23日 13時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - ちょっと、友達におすすめしたいです。許可をください (2022年11月23日 11時) (レス) id: 766649bc8e (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - うわああああああコラソンんんんん！！初コメ失礼します！面白いです！これからも応援してます！投稿頑張ってください！ (2022年10月15日 18時) (レス) @page17 id: 546cca6b35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2022年9月27日 22時
