▽ ページ12
@you
邪魔者はそろそろ海にでも入ろうかな〜、と海の方へ行ったLIKIYAさん。
「妬けちゃうなあ、」
と隣から伸びてきた手がわたしの頬を引っ張った。
『ごめんなひゃい』
そのままで喋ったら笑われた。
「かき氷一口ちょーだい、」
あーん、としてあげれば満更でもなさそうな顔。
『あのね、Aだって妬けちゃうよ。』
と言えば、は？って顔をした。
『だってさっき着替えた時とか、みんなりっくんのこと見てたもん。』
そんなのAも同じでしょ、と言ってきた。
『でもりっくんはAのだもん』
食べ終わったかき氷のカップを下に置いて膝を抱えた。
「もう、ほんとうに可愛いんだから、僕のお姫様は。」
横から肩に腕を回されて頭をりっくんの肩に預けた。
「Aしか見えてないよ、僕は。Aも僕しか見えないでしょ？」
なんて甘いセリフ。
『当たり前じゃん。』
と言えば、顔を覗き込むようにしてキスされた。
『なんかりっくん、甘い。』
え？僕、甘いもの食べてないよ？なんでだろう、って言うから
『違くて！雰囲気が、すっごく甘い』
あは、そっちか、と笑うりっくんは本物の天然。
「Aが可愛すぎて誰にも渡したくないな、って思ったからだよ」
その言葉が嬉しいけど恥ずかしくて。
『っ、もうわかったから！！！』
照れ隠しでりっくんの肩に頭をグリグリした。
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姫乃(プロフ) - しょへが最高すぎます笑笑 (2021年3月22日 1時) (
レス) id: 4cf81f2346 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなっぷる(プロフ) - 祐さん» コメントありがとうございます！嬉しいです…！！ (2020年5月18日 10時) (レス) id: ff21460281 (このIDを非表示/違反報告)
祐 - 面白いし、読んでいて幸せな気持ちになりました！一気に読んじゃいました！ずっとずっと読みたい作品です (2020年5月18日 7時) (レス) id: 8bc1c5a274 (このIDを非表示/違反報告)
唯翔(プロフ) - LIKIYAさんの漢字が違っているので直して頂きたいです (2019年9月26日 3時) (レス) id: ca0e7c867d (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなっぷる(プロフ) - ｸ ﾛ ｷ ｱ ﾘ ｻさん» リクエストありがとうございます！ (2019年8月21日 8時) (レス) id: 28560a86b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱいなっぷる
| 作成日時：2019年8月13日 1時
