囚われた宇宙人 七海side ページ9
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七海side
その後、彼女はぼーっと軽く口を開けながらフリーズして動かなくなった。
「…七海、Aに何したんだい?」
後ろから夏油さんの声。
Aさんを追いかけてきたであろう彼のその声は怒っていた。
「さぁ?貴方が怒れる立場ですかね…?」
「…まさか、さっきの見てた?」
「とりあえず私が運びます」
「いや、私が」
私が彼女の右手を、夏油さんが彼女の左手をとったとき、彼女はスッと立ち上がった。
顔はフリーズしたまま。
そして、私と夏油さんが少し手を引くと、普通に歩き出した。
顔はフリーズしたまま。
…
私たちが女子寮に向かっている途中。
顔を歪めてこちらを見ている家入さんに遭遇した。
「何その囚われた宇宙人みたいなAは」
「硝子」「家入さん」
この先は女子寮だったので、
「「この後は頼むよ(頼みます)」」
「わかったけど、どういう状況?」
「まぁ」「それは」
「…はぁ、まぁ後でゆっくりAから聞かせてもらうわ」
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やっぱ無理→←普通の男になったご感想は? * / 七海side
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怜。(プロフ) - 優生さん» ありがとうございます!😭がんばります! (4月17日 21時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
優生(プロフ) - 応援してます、頑張ってください (4月17日 21時) (レス) @page40 id: 5de943fe2a (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - たむ。さん» 👍ありがとうございます😭 (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 麻衣さん» 👍ありがとうございます😭 (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みづきさん» 👍コメントありがとうございます😭そう言っていただけるとすごく力になります! (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2024年3月17日 18時