七海建人の限界オタクは呪霊操術師に恋される 2【呪術廻戦 / 夏油傑 / 七海建人】

囲まれる私たち　夏油side ページ48

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夏油side





「「は…？」」




グリコの看板…？

って、ここは大阪か…？


…なんで大阪…？




そのとき、


ｷｬｱｱｱｱ！！

すぐそばで女性が悲鳴をあげた。



…こちらを見て。





「え…？」






「やっっっばいんやけど！！！」

「クオリティー高すぎ！！」

「どーする！？どーする！？
写真撮ってもらう！？」





「「…っ！？」」





どういうことだ…？

なんで私たちがこんなに囲まれてる…？





「七海…これは一体…？」

「わかりません…」






ｷﾞｬｱｱｧ！！




「声もまんまやん！！」

「七海って…徹底しすぎてる！！尊い！！」






「…とりあえず、逃げるぞ」

「はい…！」





私たちは、人通りの少ないというかほとんどない道まで全速力で逃げた。





「「…はぁ、はぁ、はぁ」」


「なんなんだ…」




「でも、大阪って…"A"さんも関西でしたよね…？」


「あぁ…大阪だったと思う」










「…"A"？」



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