並盛在住ですが黒曜生です 4【REBORN】

第188話『懐かしの罠』 ページ39

てことでこれからよろしく！と笑顔で言えばザンザスさんと目が合う。


指をクイクイ(来いの合図)とされ素直に従えばその瞬間抱き上げられザンザス氏のお膝の上に。

っしまった！！！また罠に引っかかった！！久々すぎて忘れてたわこの感覚！！！
てかこの人私がボンゴレ入ったことについては果てしなく興味無いじゃん？！！



「……ザンザスさん、私を抱っこして一体何が楽しいんですか？」

ザ「……うるせぇ」



うん、横暴さは治ってないみたいです。残念です。



界「…………あれ誰だよ……？」



ぷるぷると震えた手でこちらを指さしている界くんに頭を抱えたスクアーロさんが「……信じらんねェかもしれねェが俺達のボスだ………」と言っている様子なんて知らないぞ。



「で、ヴァリアーはなんで日本に？？」

ベ「うししっ、Aに会いに来たに決まってんだろ？」

ス「ベルゥ！！！嘘ついてんじゃねェぞォ！！界に渡す書類があって俺1人で来ようと思ってたらテメェらがついてきたんだろうがァ！！」



びしぃっ！と剣でベルたちを指すスクアーロさん。テメェら、ってもしかしてザンザスさんも含まれてんの…？



ベ「だってずりぃだろ？俺だってAに会いに日本に行きたかったのにカス鮫だけ行くって……ありえなくね？？」

マ「そうだよ！スクアーロだけAに会うのは許せない！」

ス「っだから目的が違うって言ってんだろォがァ！！」



うわー始まった。懐かしいなこの喧嘩。

私はといえばザンザスさんのお膝の上でさっき界に奢ってもらいテイクアウトしてきたシェイクを飲む。ザンザスさんは眠たいのか知らないけど私の体をしっかりと掴みながら寝ようとしてんな、これは。

ちなみにシェイクはバニラもチョコもイチゴも大好きです！！！今日はチョコです！！



界も私と同じようにシェイクを飲み始めた(ヴァリアー3人は放置)と思えば突然咳き込みだした。



界「………っごほ、…A、お前のそれチョコ？」

「そうだよー、どした？」



なんとも言えないような顔をしている界くんの顔から察するにバニラとチョコを頼んだはずがイチゴとチョコになってた…って感じか？(界の通訳歴2年)

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