第163話『マシュマロ男』 ページ14
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「…な、なんで…ここ、に………」
___________"白蘭"が
私がそう呟けばリボーンさんとツナくんが反応した。
白「て言っても、こっちで会うのは初めましてだけどね」
呑気にマシュマロを食べながら笑うこの男。
リ「……A、コイツのこと知ってんのか?」
少し曇った表情で聞いてくるリボーンさん。
コイツのこと知ってるかだって…?
「………知ってるどころじゃありませんよ」
沢「っえぇーっと、Aちゃ「とりあえず1発殴らせろ」…え?」
ツナくん同様、え、と冷や汗をかきそうなあの白髪頭に先手必勝で殴りこむもやすやすと躱される。
白「ちょっと待ってよ、Aチャン!いきなりはひどいんじゃない?」
「躱すなっての!!!酷いだって???こっちの方がだいぶ酷いことされたわ!!!責任取れ!!!」
もう一度殴ろうとすれば拳を受け止められる。
白「責任は取るから安心して?僕の可愛い彼女サン♪」
受け止められた拳をぎゅっと引かれそのまま抱きつかれる。
「…っふざけんな!!離せこのド変態!!!!」
白「ふざけてなんかないよ?」
沢「ちょ、待って!?は!?今白蘭、なんて……!………彼女って…どういうこと!?」
リ「チッ、どういうことか説明しやがれ」
離せと暴れていればツナくんと珍しくリボーンさんまでも止めに入ってくれる。
今回だけは感謝しますよ、リボーンさん。
白「?どういうことって…そのままの意味だよ?Aちゃんは僕の愛しい愛しい恋人だったんだ」
ニコニコと笑うこのマシュマロ男。
「…………待って、勢いで殴りかかったけど私もよくわからない。どういうこと!?あれって夢じゃないの…?!いや頼むから夢と言って欲しい。夢だよね?ツナくん!!!!!」
沢「え、俺!?俺に言われても…!!」
白「Aチャンってどこまで覚えてるの?もしかして僕と初めて会ったぐらいからの記憶しかない感じ?」
………よく分からんが正確に言えばそれの少し前…??たぶん???
骸が最初だけ出てきて……そのあとはずっとコイツといた、と思う……。
リ「………Aはお前ら側だったのか?」
白「んーちょっと違うかな?そうだな…簡単に言えば…
10年後の僕はAチャンの"存在"を消した。だから僕以外、誰一人として10年後Aチャンの記憶はないんだよ」
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください! (11月11日 10時) (レス) @page47 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - はじめまして!今日1から読み始め、XANXUSが大好きな私とても楽しく読ませて頂きました!これからも応援してます!! (2020年3月13日 3時) (レス) id: 7abe842fbe (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - さのさん» うそおおお(;;)嬉しすぎます…!最高なんてもったいなきお言葉…!亀更新ですが頑張りますので見捨てないでくださいね(殴) (2020年1月24日 16時) (レス) id: ed0491e176 (このIDを非表示/違反報告)
さの - あまりにも最高すぎて毎日ずっと読み返してます!!!こんな素敵すぎる作品をありがとうございます(´ ゚ω゚`)!!!ほんとに大好きですありがとうございますめちゃめちゃ面白いしきゅんきゅんもするしとにかく最高です! (2020年1月22日 2時) (レス) id: 550c2ffe1e (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - zzzさん» そのように言っていただけて本当に嬉しいです(;;)初代さん…!!zzzさんのためにどうにか絡ましてみたいと思います!!(*´-`*) (2020年1月18日 13時) (レス) id: 698353e71b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くうはく | 作成日時:2019年12月25日 12時