197話 ページ3
『う〜ん難しいな…私がここの審神者になってからまだ一回も出陣演練行ってないもんね、どうしよう』
こんのすけとアオを撫でながらそう溢す
なんかまんばちゃんの頭に私がフード引っ掛けたあたりから視線が集中しててじわじわと緊張する
『(前はどうやったかなんて聞けやんもんな)』
こ「政府からはっきりと言葉をいただいた訳ではありませんが、警戒して強い部隊を編成しましょう」
『警戒？…なんかまずい事起こったりする……？』
だんだん声が小さくなっていくのを感じながら、こんのすけの背中から手を離す
こ「いえ、確実にとは言えませんが布口面や指輪が配布されるくらいです。用心に越したことはないでしょう。」
『布口面…』
それすら知らんのやけどもしかしてこんのすけが首に付けとる風呂敷がそうかな…
『…皆はどう？行きたいって人おる…？』
こちらに集中していた視線が一気に私の顔を見る
……待って顔が良い
陸奥守「わしは戦いたいとずっと思うちょった。どうか部隊に入れてくれんか。」
『陸奥守さん、分かりました！では陸奥守吉行には隊長を。』
頷く彼を確認してから再び皆を見る
他にはって声をかける前に手がスッと2人分上がった
同田貫「俺も行くぜ。」
蛍丸「おなじくー。」
『蛍丸にたぬちゃん！』
同田貫「おいおい、ずいぶん砕けたな。まあ良いけどよ」
『たぬきち』
同田貫「それはやめろ」
『……。では二番手に同田貫正国、三番手には蛍丸を。』
同田貫「なんだその間は」
こ「まあまあ！残り三振りです！」
またスッと手を上げたのは伽羅ちゃん、少し遅れてお髭と、
『清光、』
いつ目を覚ましたのか、俯いたままの清光が手を真っ直ぐ上げていた
『うん、では四番手に大倶利伽羅、五番手に髭切、最後六番手に加州清光を。…皆さんよろしくお願いします』
頭を下げるとそれぞれが返事を返してくれるけど清光の声は聞こえなかった
私が顔を上げてもまだ俯いたままで目も合わない
彼の横に座る大和守さんが困った顔で首を振るので笑って頷くと、こんのすけが膝から飛び降りて首元の風呂敷を外した
こ「部隊が無事決まりましたね！！ではこちらを各々に配布致します！霊力を馴染ませるために今より着用していただきます！」
そう言って前脚で風呂敷を器用に解くと現れたのは薄緑色の高そうな布と腕輪みたいなの
『え、今から付けるん？ご飯とお風呂の時どうするん』
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ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - わたしは更新、いつでも待ってます! (2021年5月16日 10時) (
レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - 名無しさんさん» はい、これからも楽しんで読ませていただきます!!名無しさんは社会人と聞きました。どうか自分のお体をご尊重してください (2021年5月16日 10時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» コメントありがとうございます。嬉しい内容にやると決意できて良かった、また書きたいと思って良かったと思います。私の作品を読んでくれてありがとうございます！これからも楽しんでいただけたらなぁと思います！ (2021年5月15日 20時) (レス) id: abe0f1ab0e (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - こんばんわ。この作品が続いてくれると知って、とても嬉しいです!!どうか名無しさんのペースで更新してもらえれば。また続きが読める事に感謝します。ありがとうございます!! (2021年5月14日 21時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！好きと言ってもらえるのはとても嬉しいです！絡み前向きに検討させていただきますね！ (2021年5月6日 13時) (レス) id: abe0f1ab0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しさん | 作成日時：2020年1月9日 1時
