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放課後 、帰る準備をしていると




?「 ねぇねぇ 、2年の相原さんやんね?」






3人のうちの一人の女子に話しかけられた 。


しかも 、先輩 。





嫌な予感しかせぇへん 。






「 そうですけど … 」


先輩 1 「 やんね?さっき流星と何喋っとったん? 」





流星? 、流星て誰や?





「 あの 、流星て誰ですか … ? 」


先輩 1 「 はぁ?さっき傘渡してたりしとったやん 阿呆か 」



「 あ 。藤井先輩の事ですかね?確かに 、この前傘貸したことがあってそれを返して貰いました 」



先輩 1 「 それを聞いとるんや 。んで 、私と流星は付き合っとるの 、やから近づかんといてくれへん?」





え 、藤井先輩と?
何でか胸が変な感じがする 。


モヤモヤって言うか …





「 そう 、何ですか 。」



先輩 1 「 そ 。それでなーちょっと来て欲しいねん。 」



「 何処にですか? 」




先輩 1 「 ついてきてや 」






そう先輩がニヤニヤしながら言う 。
ついた所は 、




「 別館の部屋? 」


先輩 1 「 そう 、こんな中にな?流星の忘れ物があんねん 。けどここ暗いやろ?怖いから取ってきて欲しいねんー 」





絶対 、嘘 。

やけど逆らったら面倒くさそうやから仕方なく入る




「 分かりました 」


先輩 1 「 ありがとぉ〜 」




ニヤニヤと笑う3人組 。
正直言って 、気持ち悪い 。




暗い部屋に少しずつ入ると



先輩 1 「 はよ行けやっ 」




そう言われて 、ドンッと背中を押される
その衝撃で倒れると 、




先輩 1 「 そんな所に忘れ物があるわけないやろ(笑)阿呆な後輩やなぁ?じゃ 、後は頑張れ〜 」



「 え 、ちょちょっと 」




バタン と閉められたドア 。
真っ暗で少しスースーする部屋 。


「 最悪や … 」




取り敢えず 、持っているスマホで … ってカバン教室に置いてきちゃった … 。

あー何してんねんもうー 。




周りをキョロキョロ見渡すと 、小さい窓が 。


「 よし 、」

「 誰かぁぁぁぁあ 」 (



絶対聞こえへんと思うけど 、叫んで助けを呼ぶ作戦






こんな事を 、もう何時間もやっていた 。


「 はぁ 、誰か … 助けてやぁ 」




頭の中に浮かんだ顔




「 藤井先輩 … 」





そう小さく呟いた時 、
ドアが 、バンッと音を立てて開いた 。





「 え 、」



そこには 、息を切らした藤井先輩がいた 。






『 何してんねん 』





駆け寄る藤井先輩 。
何でわかったんですか?

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た く わ ん(プロフ) - 心恋さん» 感想有難う御座います !! そう言って頂けるとやりがいがあります ! (2018年9月25日 7時) (レス) id: 2c105309b9 (このIDを非表示/違反報告)
心恋(プロフ) - すごく面白いです!大変だと思いますが、更新頑張ってください! (2018年9月25日 0時) (レス) id: b631c20a22 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:た く わ ん | 作成日時:2018年9月22日 19時

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