きみの声… (ページ45)

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カレンのおかげで、無事に？笑 Kis-My-Ft2のKis-My-WORLDまでのコンサートのダンスのコーチをすることになりました！

なんて、、、

お母さんに言えるわけがない。

どんな顔で会えばいいんだろう。

重い足で、家の玄関を開けた。
母「お帰り！ご飯できてるよ！」

あれ？いつも通りのお母さん。

いつも通りの夜ご飯に代わり映えしない光景。
お母さんなりに私が倒れたことを意識しないようにしてくれてるのかなぁ。

A「(お母さん、、私、私ね。Kis-My-Ft2のコンサートまでダンスのコーチやらせてもらえることになったよ！)」

母「そう。(泣)よかったね。あの人たちいい人だから母さん嬉しい。」

A「(え、、、？どうして、いい人だってわかるの？会ったことあるの？)」

母「え？だってあなたのこと病院まで付き添ってくれたし、ベッドで寝てるあなたを心配そうに見てたわ。」

A「(そうだったんだ…、)」

嬉しいのか、驚いてるのか、複雑な心の中の気持ちが抑えきれず大粒の涙が出ていた。

明日ちゃんとお礼を言わなきゃっ！！！

ーー翌日ーー

ホテルに泊まってるカレンと、合流しレッスン場に向かった。

カレン「しかし、東京人多いっ！！暑苦しいわ！！さっきからこと電車。」

外国に5年以上住んでいるカレンにとっては大変だよね笑。

心の中で思って一人納得していた。

レッスン場につき、見慣れた警備員さんにお辞儀をらし、洒落てる人たちの視線をくぐり抜けアイドルという神々しい人たちがいるところへ向かった。

扉を開けると、

やっぱり見とれてしまう。
ふと、隣をみると、

カレン「朝から眩しいなぁー。いやな奴ら」

そうは言いながらも、口元が緩んでるよ。

って言いたいけれど、伝える時はもう遅いかなぁ。

もも子「A！おはようっ！！！今日からまたよろしくね！」

キスマイ「おはよう～！」

もも子「じゃぁ、早速始めましょう。」

みんな仕事モードだ。