謁見と依頼 ページ36
コンコン
「はーい!」
誰だ?国際警察のジャケット着た大泥棒専門の人か?
「A殿、少々お時間を頂いても?」
「あ、アルさん、大丈夫ですよ?今日は一日中暇ですから」
まぁ、ほぼ毎日研究に浸ってるからな
暇とは言ったが暇ってほど暇じゃない
「良かった、実は王が直々にお会いしたいとの事でしたので」
────
王の間
「お初にお目にかかります」
「うむ、わざわざすまない」
「いえ、」
「噂は聞いておる」
「それはどのような」
「うむ、1人でドラゴン5体を数秒でいなし、ダンジョンのボスも瞬殺、更にはうちの近衛兵を指1本で圧倒、不正を行うギルドを1人で壊滅まで追いやったと聞いている」
お話に尾ビレも背ビレも着いてやがる
「それは、人ですか?少なくとも俺ではないです」
「私もその噂は流石にやり過ぎだと思った、で?実際はどうなのだ?」
「ドラゴン1体、ボスをパーティ皆で倒して近衛兵の口が悪かったので本気であしらうです。」
「噂は怖いものだな、私も冒険者時代に体験したからな」
「それはそうと、何のご用ですか?まさか雑談って訳じゃ..」
「おぉ、そうだったなすまない。本題に入るとしよう、単刀直入に言おう。
A・ヴァーミリオンよ、一つ頼みをしたいのだが、」
「お答えしかねます。」
「と言うと?」
「頼む内容により、変わると申した方がよろしいでしょうか」
「では、引き受けるか引き受けないかは返答次第と、そう言う事だな?」
「はい、それと、聞くのはアレですが、断った場合は?」
「心配するでない、そう重要な頼みでもない。断わられた所でどうという事は無い。さて、内容はと言うと...」
─────
内容はこうだ、
後日、第1王女
【アリス・ハイべライト・イスファール】
を政略結婚させるらしい
まぁ、この手の話はよくある
アリスも了承している、だが、気に入らなかったら帰ってきても良いらしい。
...いや、ダメだろ
普通はダメだ、だからそこで第3者の俺をフィアンセとして出す
もし、ダメだった場合は俺を出し縁談話を無しにする
それを決めるのはアリスだ、
決め手になるのは相手の人だが、
アリスはよく思っていないらしい
基本ダメなんだろうな...
─────
「頼まれてくれぬか?」
「わ、分かりました...」
結構重要じゃん!
To be continued.
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ノウス(プロフ) - ユキさん» はい、和訳で最後の幻想のシリーズ7で現在、某乱闘ゲームに参戦している、あの人です (2019年6月2日 0時) (レス) id: c8a86c6666 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 興味ないねって、まさか (2019年6月1日 23時) (レス) id: 581099bb6b (このIDを非表示/違反報告)
ノウス(プロフ) - フユミンさん» 返信遅れて、すいません作者です!句読点は修正させていただきます!参考にいたします!言い訳と言っては何ですが、最新の更新を見てやって下さい! (2019年5月6日 19時) (レス) id: c8a86c6666 (このIDを非表示/違反報告)
フユミン(プロフ) - 少し読みにくいです。もっと「、」や「。」と言った句読点を、入れた方が読みやすくなると思います。内容や進行のさせ方等は、とても良いと思います。上から目線で申し訳ないのですが、何とぞご検討下さい。 (2018年8月23日 12時) (レス) id: 8ff9e84462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノウス | 作成日時:2016年8月14日 15時