だが断る ページ35
............
...
そんなこんなでA殿の部屋にお邪魔した
部屋が三つに分かれており
手前にはテーブルとソファー。
奥には机や椅子、本棚がある
さらに奥には寝室だろうか？ベッドが置いてある
いたってシンプルなものだった
───
「どうぞかけて下さい、今お茶を出しますので」
「いえ、お構いなく/あ、頂きます」
どっちだよ！
「えっと、姫様が要らなくて隊長さんが要るって事で良いですか？」
「はい」
──────
「隊長さん」
「ｽｽﾞｯはい、ｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...！」
「落ち着いて下さい隊長さん」
「あ”、はい”、ｽｲﾏｾﾝ..ｺﾞﾎ」
おいおい、涙目だぞ。大丈夫か？
「隊長さん、名前教えてください」
「はい？」
「コッチは名乗りっぱなしは少々あれなんで」
「あ、そうですよね、私の名は
アルフ・イクシャーザです気軽にアルと呼んで下さい」
「分かりましたアルさん、それで用件の方は？」
「あ、はい。まずは、部下の暴言について深くお詫び致します、また、姫様の捕獲の際はありがとうございました」
「いえ、良いですよアルさん過ぎた事です全て水に流しましょう」
ｿﾜｿﾜ
「それで、」
放って置いてはまずいな
ﾋﾞｸｯ
「姫様は何のご用ですか？」
「っ、あ...ぅぅん」
ヤバイ、取り調べみたいになってる
「その、あの時はゴメン、私も熱くなりすぎちゃって、その、色々と言っちゃったしだから、その、お詫びをと...ﾓｼﾞﾓｼﾞ」
あぁ、うん気持ちは分かった
ただね、アルさんの突き刺さる様な視線が..
「それで、貴方がもし、良かったら王宮に招待したいの、」
「ほぅ、具体的には何を？」
ここで謝罪会見をとかで、イキナリ泣き出す議員みたいなやつだったら帰るよ？俺
「お食事会とか、パーティを開こうと思って..」
「だが断る！」
「え？何故です！A殿！」
「あのなぁ、言ったろ？お礼も謝罪も要らないってそれに、全て水に流そうって、だからさ、顔上げなよ。お姫さん」
そうだよ、上げな？ここで泣かれちゃ困るし
「俺は全然気にしてなんかいないし、それにさ、お姫さんは姫なんだろ？」
ｺｸｺｸ
「んじゃぁ、堂々としてな？それとな後で良いこと教えてやる」
姫はA殿から耳打ちをしてもらった後、上機嫌になっていた
To be continued.
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ノウス(プロフ) - ユキさん» はい、和訳で最後の幻想のシリーズ7で現在、某乱闘ゲームに参戦している、あの人です (2019年6月2日 0時) (
レス) id: c8a86c6666 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 興味ないねって、まさか (2019年6月1日 23時) (レス) id: 581099bb6b (このIDを非表示/違反報告)
ノウス(プロフ) - フユミンさん» 返信遅れて、すいません作者です！句読点は修正させていただきます！参考にいたします！言い訳と言っては何ですが、最新の更新を見てやって下さい！ (2019年5月6日 19時) (レス) id: c8a86c6666 (このIDを非表示/違反報告)
フユミン(プロフ) - 少し読みにくいです。もっと「、」や「。」と言った句読点を、入れた方が読みやすくなると思います。内容や進行のさせ方等は、とても良いと思います。上から目線で申し訳ないのですが、何とぞご検討下さい。 (2018年8月23日 12時) (レス) id: 8ff9e84462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノウス | 作成日時：2016年8月14日 15時
