妹 ページ16
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...
妹が産まれた。そして、何故か俺が着けた名前で決まってしまった。
そんな彼女も今年で2歳と少しだ。時が経つのは早いな
名前?名前はだな
「おにぃやんだこ」
「お?エイラ、だっこか?」
強く頷きだっこを、要求する彼女
エイラ・ヴァーミリオンである。
俺とハディとは違い普通の女の子だ。
だから、守ってやらねばと思う
俺はエイラを抱き上げた
エイラは抱き上げるとキャッキャッと喜ぶ可愛らしいのである
そして、俺は自覚したあぁ俺...親バカになる
いや、これ絶対
「おにぃやん」
「何だ?妹よ」
「おにぃやんは?」
このエイラの言ったおにぃやんとは俺のこの世界での実の兄でもあり、師匠でもあり、唯一あっちの世界のことを分かり合える人物
ハディである
ハディは2年前に家を出たのだ
産まれて数ヶ月の事を彼女は覚えていたのだ
俺はまさかコイツも転生者なのではと一瞬思ったが直ぐに違うと思った
何故なら俺とハディはこの歳でペラペラだスムージーだ!
あ、これちげぇ
だが彼女はまだ片言に近い。
いわば能力の違いである
俺とハディは最早言うまでもなく
既に物は理解していたから後は言葉を覚えれば簡単な所謂
生スピードラー○ングなのである。
簡単なものだ。
エイラも転生者だとしたらそれに近いものがあるだろう。
それが俺のその答えにいたった訳である。
─────
そして、今ちょっとピンチ。3歳の妹に兄は出ていったよなんで言えない、きっと駄々をこねるであろう妹の、悲しむ顔など俺は見たくないぞ?
「エイラ様、ハディエス様は旅に出られました」
「たびぃ?いつおうちくるの?」
「そうですね...エイラ様がもう少し大きくなられたらでしょか」
「わかった、エイラおおきくなる!なっておにぃやんにあそんでもらう!」
そう言ってエイラはレアの所に行ってしまった
何故?お兄ちゃんが嫌と申すか!
「A様も出ていかれるのですか?」
何?突然?ま、まぁ
「そのつもりです」
「そうですか、ではコレを。」
と言って渡されたのは3枚の紙である
かと言ってコレを持って山に行ってババアをやっつけてこいという訳ではない
「コレは?」
「この地方の地図とハディエス様からA様への手紙でございます」
「!?」
「地図の方は私が用意いたしました道に迷わない様にと...後、手紙の方はハディエス様のお部屋をお掃除しようとしたら机の上に置かれてありました。」
ハディからの置き手だった。
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ノウス(プロフ) - ユキさん» はい、和訳で最後の幻想のシリーズ7で現在、某乱闘ゲームに参戦している、あの人です (2019年6月2日 0時) (レス) id: c8a86c6666 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 興味ないねって、まさか (2019年6月1日 23時) (レス) id: 581099bb6b (このIDを非表示/違反報告)
ノウス(プロフ) - フユミンさん» 返信遅れて、すいません作者です!句読点は修正させていただきます!参考にいたします!言い訳と言っては何ですが、最新の更新を見てやって下さい! (2019年5月6日 19時) (レス) id: c8a86c6666 (このIDを非表示/違反報告)
フユミン(プロフ) - 少し読みにくいです。もっと「、」や「。」と言った句読点を、入れた方が読みやすくなると思います。内容や進行のさせ方等は、とても良いと思います。上から目線で申し訳ないのですが、何とぞご検討下さい。 (2018年8月23日 12時) (レス) id: 8ff9e84462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノウス | 作成日時:2016年8月14日 15時