おじゃんぷカルテ

カルテ11-1 大貴×高熱 ページ30

くれはさんリクエスト

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有岡 side




有岡｢んっ…｣




あれ、やば寝てた…どのくらい寝たんだ？




頭がぼーっとしてよく分からない




あ、俺熱出て仕事休んだんだっけ




知念｢お！大貴起きたの？｣




ん？なんで知念？ここどこ？俺んちだよな



知念｢おーい、大丈夫？熱高いからわかんなくなっちゃった？笑



マネージャーから連絡来て心配だったから涼介と様子見に来たの。



いま涼介はお粥作ってくれてるよ｣




有岡｢わざわざ来てくれたんだ、ありがとう｣





知念｢起きて早々悪いけど、熱計って｣




有岡｢……やだ｣




知念｢だめ。痛いことないんだから大人しく計って｣




熱高かったら伊野ちゃんと圭人のところに連れていかれると思ってワガママ言ってみたけど、無理やり体温計を入れられちゃった。




知念｢39度か…辛いね｣




有岡｢病院には行きたくない｣




知念｢えっ…うーん…『お待たせ〜！』｣




知念が｢行かなくていいよ｣って言うのを待ってたらお盆を持った山田が入ってきた




山田｢大ちゃん大丈夫？お粥作ってきたんだけど食べれるかな？｣




有岡｢ありがとう、食べる｣




食欲は全くなかったけど山田に悪いと思ってスプーンにお粥をすくった




山田｢あんまり食欲ない？少しだけでいいから頑張って食べよう。ほら、貸して｣



山田が食欲がないのを察してくれて少しずつ口元に運んでくれる




山田｢美味しい？｣




有岡｢うん…でももう…｣




山田｢おしまいにする？少し食べれたね｣

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