カルテ7-2 ページ22
有岡 side
昨日の夜から嫌な予感がしてた。
ガンガンする頭痛に襲われて昨日は早めに寝たのに…そう上手くはいかないものらしい
マスクをして平然を装ってたつもりだったけど、やぶひかにはかなわなかったみたい。
ほんとは病院嫌だけど怒らせると怖いから今回は大人しくしてようと思って。
伊野尾「大ちゃん大丈夫〜?」
診療所に着くと、伊野ちゃんが眠そうな顔で白衣を着てた笑
伊野尾「まず熱はかるね」
有岡「んっ…ビクッ」
伊野尾「ごめんねお耳変な感じしたね」
心の準備をする間もなく耳に体温計を差し込んできて瞬殺。
ゾワッとする感覚にちょっとびっくりしちゃった
伊野尾「やっぱり少し熱あるか…じゃあつぎもしもしね」
抵抗する訳では無いけど、やっぱり診察は苦手で固まっていたら、後ろに光くんが来てバッとシャツをあげられた
八乙女「大ちゃんのぷにぷにのお腹見せてあげないと笑」
有岡「やめろよ〜笑。ねぇ、おへそはダメ!」
ふざけた光くんに伊野ちゃんも「ほんとだーぷにぷに!」と聴診器を持つ反対の手でいじってくる
伊野尾「ごめんごめん笑。じゃあつぎあーってして」
有岡「それやだ」
それとは伊野ちゃんの手に握られてるアイスの棒みたいなやつ
いつも容赦なく舌を押えられて気持ち悪い
伊野尾「これないと見えないもん。軽く押さえるだけにするから。ね?はい大貴くんあーんですよ〜」
有岡「絶対バカにしてるだろ……あー…ッオエ」
薮「普通に使ってんじゃねーかよ笑笑」
伊野尾「大ちゃんのお口がちっちゃかったからお手伝いしてあげただけー」
騙された…普通にちょっとオエッてなったし
さっきの薮くんといい伊野ちゃんといい、酷くない?
伊野尾「普通に風邪だね。早く来てくれたからお薬だけで大丈夫そうだね」
有岡「えっ…うーん、、、」
伊野尾「しかも大ちゃんが苦手な粉薬だから笑。頑張って飲んでね。やぶひか兄ちゃん達に飲ませてもらいな」
この人、俺が薬飲むの苦手なの知ってて面白がってるし…はぁ…
有岡「どうしても飲まなきゃダメなの?」
伊野尾「飲まなきゃ元気になれないよ
お薬飲むの嫌なら痛ーい注射お尻にしてあげようか?」
有岡「いいです!いいです!薬ちゃんと飲むので許してください」
結局上手いこと丸め込まれて1日3回ちゃんと薬を飲む約束をしてしまった…
505人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まいる(プロフ) - みゆうさん» コメントありがとうございます。予想以上に低評価になったため、公開するか未定です。申し訳ありません。 (2020年1月1日 2時) (レス) id: b0d7d691fe (このIDを非表示/違反報告)
みゆう(プロフ) - イケメンくんたちの診療所のパスワード教えていただきたいです。 (2020年1月1日 1時) (レス) id: 7c2230dbe2 (このIDを非表示/違反報告)
圭人くんが心の癒し(プロフ) - ももたさん» ありがとうございます(;;)最近更新が滞っているので、リクエストを書くのにお時間を頂くと思います…ご了承ください。 (2019年5月15日 16時) (レス) id: b0d7d691fe (このIDを非表示/違反報告)
ももた(プロフ) - この作品の大ファンになりました!これからも頑張ってください。リクエストいいですか?山田くんがインフルエンザになって検査で逃げ出してしまうっていうのが見たいです! (2019年5月13日 2時) (レス) id: 6275ebee0e (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - わぁ〜ありがとうございます(*^-^*)かわいい知念ちゃんがみれそうで楽しみです(^-^)これからも更新待ってます(^o^ゞ (2018年9月26日 7時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まいる | 作成日時:2018年1月12日 0時