おじゃんぷカルテ

カルテ6-3 ページ19

涼介 side




おやつ食べてたら気持ち悪くなって、大嫌いな病院に連れてこられてしまった。




しかも俺が先に診察されるみたい、、最悪。





伊野尾「聴診からね」



伊野ちゃんの手が服の中に入ってきた



岡本「山ちゃん、体の力抜いて深呼吸だよ」



山田「すぅっ…は…」




緊張しすぎて体がカチンと固まってしまってたみたい




伊野ちゃん「はい、いいよ〜




お腹は痛くない？」




そう言いながらグイグイお腹を押してくる




山田「どこも痛くないから、、胃は押さないで、、まだ気持ち悪い」





胃を押されたらまた吐いてしまいそうだったので、慌ててそれを伝えた




岡本「山ちゃん今日はお利口だね(^^)」




山田「…ん」




褒められて嬉しいけど圭人に言われるとなんか腹立つ笑




伊野尾「そんな涼介くんにはこれから2つ頑張ってもらおうかな〜」




山田「え、なに？！」




ニコニコしてる伊野ちゃんと圭人が怖い…





有岡「体の向き変えるんだって。俺も一緒だから頑張ろうな」





山田「ねぇ、、やだ、こわい、泣」





大ちゃんの声掛けとともに体を横向きにされズボンとパンツを下げられた




伊野尾「いまからお尻に綿棒入れて検査するからね。ちょっと気持ち悪いかも」




山田「やだ！！やりたくない！！…離してよぉ泣…グズッ…」



有岡「山田ごめんな、すぐおわるからな」




嫌で嫌で足をバタバタさせようと思ったけど圭人と大ちゃんに抑えられててビクともしなくて、ただ泣いて抵抗するしかなかった





伊野尾「じゃあちょっと我慢ね。」




山田「あっ、あ、嫌！お尻変…！ったい！泣」




綿棒が結構奥まで入ってきてクルクルっと回す



変な感覚だし痛い



伊野尾「おわり！頑張ったね」



山田「ふぇっ…嫌だった泣…グズッ泣」




有岡「よしよし、頑張った頑張った」



大ちゃんに抱きしめもらって泣いていたら悪魔の囁きが…




伊野尾「今度チクッとするよ」



山田「え？……いたい！！泣」




俺がいじけてる間に点滴の準備が進んでいたらしい



山田「いきなりやるなんて酷いよ泣…もうみんな嫌い…グズッ…泣…」



伊野尾「ごめんって、でも怖くなく済んだでしょ？」



満足気な伊野ちゃんだけど、痛かったのには代わりはないから！怒

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