第仇日目 真夜中 【宇髄天元】* ページ38
*宇髄天元
『すみません。夜遅くに。』
「いいんだ。天元様も疲れてたみたいだから、Aが来てくれて嬉しがってたよ!」
『なんと』
「失礼しまーす!お茶です!」
『ありがとうございます!!』
天元さんの野郎あれでいて色男だから美人な嫁を3人もつれやがって。
ちなみに嫁さん達はめちゃくちゃ大好き。優しいから
『なんかこのお茶の味、変わってますね』
「へ?そうかなー?」
「じゃあ、ゆっくりしてってね。」
あ、なんでここにいるのかと言うとこの前手伝ってもらった書類の恩返しと、御館様からの文へ判を押してもらうためだ
『なんか、暑っついな。』
夜とは言えども中々に暑い
『あれ、なんか。』
おかしくない?今日来る時そんなに暑くなかったよね。
『まって、』
ジンジンするというか、顔が火照るし、できることなら服を脱ぎたい。
『あっつ…』
何かと考えているうちに天元さんが来てしまった
「邪魔する。お、書類か」
畜生、こいつ色男め
髪をおろしている姿はとてつもなく格好いいのだ。
「んで、どこに判を押せばいいんだ?」
艶のある声が耳元に近づく
『あっ、』
「は?」
『ごめ、なさい、なんか体おかしくて』
「…あ。」
そうか。と呟いたあと頭をかいた
「楽になりたいか?」ニコッ
そう耳元で囁かれればいつもの倍体が跳ねる
『ふぁ、』
体の内側が熱くて溶けてしまいそうだった
「いいんだけどな、俺はどっちでも」
『あの、なんでもいいので、早く楽にさせて、くだ、さい。』
我慢できない。
そう俺の着物をキュッと掴みながら目の前の女は呟く
「…じゃあ口開けろ。」
『ぁ…』
顎をそっと掴むと深く口付けされる
『んぁ…』
息が苦しくて涙目になっている姿さえも、本人は煽っていると気づいていないのだろう
「あー。理性ぶち壊しにきてんな。」
着物に手をかけ、さぁその姿を暴こうとした時
スパァァァァン!!!!
「何やってるんですか?宇髄さん」ニッコリ
黒い笑みを浮かべたしのぶちゃんが来た
『しのぶ、ちゃ』(涙目)
「げ、」
「あらあら。」
後ろで須磨さんが「ごめんなさいいいいい!!」
と叫んでいた
あとから話を聞いたら
「似たような茶筒が二つあって取り違えてしまったようで。本当にごめんなさい…」シュン
片方はそういう薬だったみたいだ(察して)
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燐(プロフ) - ひなさん» 宇髄さんことごとく不発ですね!笑 でも、そろそろ行動を起こすようです。私も好きです! (2019年12月12日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 宇髄さんほぼほぼダメじゃないかぁ...そういう所も含めて好きなんだけどねっ (2019年12月12日 20時) (レス) id: e24aa52dc2 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 名無し5472号さん» 「喜んでくれたようで良かった。」「名前を変えられないのか?そうか、まいぺーじ を開いて 右上の設定を押し ぷろふぃーる設定 から変えられないだろうか。力になれずすまん。」「また りくえすと してくれ。」 (2019年12月8日 11時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
名無し5472号(プロフ) - んわぁぁぁぁありがとうございますぅぅぅ どうしても名前の変え方が分からなくて…!!!錆兎かっこよすぎますぅぁあ (2019年12月8日 7時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - エルとさん» 「えると ちゃんは渡しませんよ?特に冨岡さんには。」「…それは、えると が決めることだ。」「そんなんだから嫌われるんですよ?」「(心外)」「また、りくえすと 待っている」ニコッ (2019年12月7日 21時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年10月29日 17時