第二位 朝 甘々 【竈門炭治郎】 ページ29
竈門炭治郎 七月八日
「カァーカァー!!竈門炭治郎アンケート二位ニ食イ込ム!!」
『朝から、うるせぇぇぇ!!』
焼き鳥にしてやろうか?お???
「Aさん!!」
スパーーーーン!!!
『勢いが良い』
「お、俺二位になりました!!えっと、なんというか…」
そう言いながら、私の布団の上に正座する炭治郎クン
『うんうん、嬉しい(?)のは分かったから一旦布団から離れなさい危険な匂いしかしない』
「危険ですか!?そんな匂いしませんけど…」
大分嬉しいのかいつもの倍は纏う雰囲気が明るい(気がする)
『ちゃうちゃう、まぁいいか』
よいしょと布団をたたみ押し入れに入れる
「二位になった人は、Aさんにお願いごとをして言いそうなので考えてきました!」
『ほへー。そうなんだー』
ん?
『まってまって?お願いごととは?』
「え?甘露寺さんが言ってました!」
み・つ・り・ちゃーーーん??
『え、私を狙ってると言うより、これを楽しんでるよね?蜜璃ちゃん』
「…?」
『あ、ごめんこっちの話』
きっと炭治郎は純粋だから可愛いお願いだ…
いやまてよ
_回想_
あの時の妖艶な笑み
「いいですよね?」
そう聞いてきた時の声色
_____
『あ、やばいかもしんねぇ。』
「あの、なので。」
ご褒美ください。
そう言った炭治郎
『ご、褒美?』
ご褒美だと?
可愛いって錯覚するよ?終夜ちゃん。
私の足元で正座している炭治郎が犬にしか見えない
『…何が欲しいんだい。』
「Aさんから口付けしてくれませんか?」
唇を指さして言う炭治郎
はいきたー。やっぱり天然小悪魔だな。
『ちょ、っとそれは』
ダメかなーと言う前に炭治郎と目が合う
「だめ、ですか?」
シュンと分かりやすく萎んでいる炭治郎
だぁぁぁ。ダメって言えない自分がいる
『わかった、わかった。する、するからそんな潤んだ目で見ないでくれ。』
「本当ですか!?」
ほわほわと花が舞っている(気がする)
『…じゃあ目、閉じて』
柱を背にして正座をし拳を握りしめている炭治郎を少し上を向かせ
チュッ
と口付けする
よし終わり終わり
「まって、下さい」
私の頬を優しく包む手
「もう一回してください。」
『え、』
熱を持った赤い瞳に魅せられそうで
『っ、』
顔をゆっくりと近づけた
続
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燐(プロフ) - ひなさん» 宇髄さんことごとく不発ですね!笑 でも、そろそろ行動を起こすようです。私も好きです! (2019年12月12日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 宇髄さんほぼほぼダメじゃないかぁ...そういう所も含めて好きなんだけどねっ (2019年12月12日 20時) (レス) id: e24aa52dc2 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 名無し5472号さん» 「喜んでくれたようで良かった。」「名前を変えられないのか?そうか、まいぺーじ を開いて 右上の設定を押し ぷろふぃーる設定 から変えられないだろうか。力になれずすまん。」「また りくえすと してくれ。」 (2019年12月8日 11時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
名無し5472号(プロフ) - んわぁぁぁぁありがとうございますぅぅぅ どうしても名前の変え方が分からなくて…!!!錆兎かっこよすぎますぅぁあ (2019年12月8日 7時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - エルとさん» 「えると ちゃんは渡しませんよ?特に冨岡さんには。」「…それは、えると が決めることだ。」「そんなんだから嫌われるんですよ?」「(心外)」「また、りくえすと 待っている」ニコッ (2019年12月7日 21時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年10月29日 17時