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少し時間が経ってから喫煙室から戻ってきた松田君も一緒に、サービスで出されたケーキを食べていると、突然次郎吉さんが声を上げる。
なぁーんか、嫌な予感しかしないぞぅ！！
「霞洲警視、少しよろしいですかな」
『…わかりました。場所を変えましょう』
俺は席を立ち、中森警部についていく。
そして後ろからチクチクと刺さる視線。
あぁ〜、コナン君お願いだから無闇矢鱈に動かないでー！！
おじさんからの一生のお願い！！
『何があったんですか』
「爺さん…鈴木相談役に例のバクテリアを撒いたという電話が来ました」
『…つまり、赤いシャム猫から』
「恐らく。今からバクテリアを撒いたと言っていた喫煙室に向かう予定です。それで、霞洲警視にも同行して頂きたいのです」
『…！！』
喫煙室…松田君が行ってたな。
え、どうしよう。松田君が感染したらヤバくないか？？
取り敢えず、同行してから松田君に注意しよう。
感染は前世で嫌という程思い知らされたから恐怖はあるものの後輩を見捨てることは出来ない。
それに体調の変化があったら、直ぐに対処できるように。
『わかりました。同行しましょう』
「休暇中なのに、申し訳ありません」
『いえ、非常事態ですので』
俺はガスマスクと手袋を貰い、装着してから喫煙室に突入する。
ほら、もう嫌な予感が当たったってばよ。
アッ、まさか俺がフラグ建てたから…？ もう、俺のお馬鹿！！
なんつーフラグ建てたんだよ！！
泣きそうになりながら、バクテリアのアンプルを探すとソファの下に蓋の空いたアンプルが落ちていた。
「…これは…！！」
『例の…アンプル』
to be continued.
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Yuri(プロフ) - トカさん» 誤字報告ありがとうございます！ (2月12日 16時) (
レス) id: dfb9ab75d1 (このIDを非表示/違反報告)
トカ - (3)の「火事」が「家事」になっていますよ (2月12日 16時) (レス) @page38 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
詩乃ミザミ(プロフ) - お久しぶりの更新待ってました！ (2022年4月8日 21時) (レス) @page39 id: 7be55d3740 (このIDを非表示/違反報告)
侑(プロフ) - さいっっっこう…と無意識に叫ぶほど最高の作品だと思います続き待ってます作者さん大好きです愛してます！！ (2022年3月29日 12時) (レス) @page39 id: 8afc6fd8a6 (このIDを非表示/違反報告)
＼(^o^)／ - ((◎д◎))ｧｧｧｧｧｧｧ いやー神！神作品とはこの事だ！ 夢主かっけぇ、、、！続き楽しみにしてます!! (2022年2月14日 5時) (レス) @page39 id: 111ab3751f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雄里
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2021年5月6日 1時
