2.Wエースの上司様【名探偵コナン】

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そして、ロビーでのんびり過ごしていると、休憩時間なのか二課と松田君達が戻ってきた。
二人─特に萩原君が俺を見つけた瞬間、駆け寄ってくる。
犬かな？？



「友和さん！ 相席してもいいですか？」


『もちろんだ。松田も座ってくれて構わないよ』


「後で相席させてもらいます。これからちょっと一服行ってくるんで。ハギ、お前も行くか？」


「いや、今はいっかなー。じんぺーちゃんだけ行ってきなよ。俺は友和さん独り占めにしてるから」


「お前後で覚えとけよ」


「キャーっ！ じんぺーちゃんに襲われるぅ！」


「ぶん殴るぞ」




男子高校生かな？？
微笑ましい光景(三十路×2)を見ながら、珈琲を飲む。
あぁ…高校生に戻りたい。

コナン君と同い年だったらほぼ一生高校生なんだろうけど、この二人や他の三人とも仲良くなれてなかっただろうし、願望は心の中に閉まっておこう。



「それにしても、俺飛行船って言えばなんというか…小さな部屋に十数人入るってイメージだったんですけど…エレベーターがあったり、スカイデッキがあったりと…どーなってんですかね、この飛行船」


『ほら、そこは鈴木財閥だからなんでもありなんだよ』


「親族ですよね？？」


『親族だからこそ深く踏み込まないことにしてる』


「なんでですか？？」


『考えるな、感じろ』


「友和さん、実は今日すごいはっちゃけてます？」



当たり前だろ。
俺だって休みの日くらいはっちゃける！！ そうじゃないとストレスで死んじゃう。
俺死んじゃう！！ ｱｯ…持病の発作が……たすけてチョッパー。


このネタこの世界の人達に伝わらないから、いつか転生者を探す旅に出るか。
米花町に、さよならバイバイ。俺はお金と旅に出る。ﾏﾈｰﾏﾈｰ、みたいな。
転生者、ゲットだぜ！！ てきな。無理だろうけど。






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