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ケースの方を振り向くと、何やら話している毛利さんと元太君。
すると元太君がにしし、と笑うとパネルを触る。
その瞬間、画面は赤くなり、ビーッという警報音が響き渡った。
「警報音だけか？」
『いや、こういうのには必ずあるパターンがある』
「あるパターン…？」
『こういうギャグ展開に付き物…そう、何かによって毛利さんが吹っ飛ぶ』
俺がそう言ったと同時に、毛利さんはパネルの左横にあった場所から開かれたボクシングの手袋を付けた機械が飛びてて、毛利さんを吹っ飛ばす。
あるあるな展開だ。
すると吹っ飛ばされた毛利さんはすぐさま立ち上がり、走って元太君の方に向かうと、どこからか電撃が放たれた。
「あががががが…！！」
『…え、大丈夫なんですかあれ？』
「ちょっとした電気ショックだから安心せい」
ちょっとした電気ショックとは？？
でも毛利さんスゲー…ピカチュウの10まんボルトを喰らったサトシ並じゃん。
……毛利さんはスーパーマサラ人だった？？
『ですがこれは、もはや過剰防衛なのでは？』
「いいんじゃよ。
頑張れキッド。
お前の命はお前の行動にかかっている。
だが、こんな過剰防衛じみた仕掛けに声を上げる人がいた。
そう、中森警部だ。
どうやら拳銃を突きつけられた時はどうするのかを知りたいらしい。
もちろん次郎吉さんのことだから、一応そういう対策はしている訳で…次郎吉さんがパネルをタッチすると、後ろにいた中森警部が立っていたところが開かれて、中森警部は落ちていった。
ひえっ…おっかな。
「えぇー…こんなのあったら、俺達仕事無くなっちゃうんじゃない？」
「それもそうじゃな！ まあ、二人もゆっくりせい」
だがこの後、無事に救出された中森警部に二課の人達とWエースを連れて行ってしまった。
萩原君は「そんなー！」と言っていたけど、頑張れ。
先輩は応援しているよ。
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Yuri(プロフ) - トカさん» 誤字報告ありがとうございます！ (2月12日 16時) (
レス) id: dfb9ab75d1 (このIDを非表示/違反報告)
トカ - (3)の「火事」が「家事」になっていますよ (2月12日 16時) (レス) @page38 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
詩乃ミザミ(プロフ) - お久しぶりの更新待ってました！ (2022年4月8日 21時) (レス) @page39 id: 7be55d3740 (このIDを非表示/違反報告)
侑(プロフ) - さいっっっこう…と無意識に叫ぶほど最高の作品だと思います続き待ってます作者さん大好きです愛してます！！ (2022年3月29日 12時) (レス) @page39 id: 8afc6fd8a6 (このIDを非表示/違反報告)
＼(^o^)／ - ((◎д◎))ｧｧｧｧｧｧｧ いやー神！神作品とはこの事だ！ 夢主かっけぇ、、、！続き楽しみにしてます!! (2022年2月14日 5時) (レス) @page39 id: 111ab3751f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雄里
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2021年5月6日 1時
