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「よ〜〜し、お宝がみたいか〜〜！？」
「オ〜〜〜〜ッ！！」
『…ん？』
珈琲を飲みながら事件について携帯をいじっていると、園子と子供達の元気な声が聞こえてきた。
どうやら、今回のキッドの目的である宝石を見に行くらしい。
「あ、お兄様も行きましょ！」
『はいはい…』
園子に手を引かれて連れていかれると、そこはエレベーター前。
俺たちの他にも別の乗客員達も集まっていた。
「皆さん、集まりましたか？」
「「ハ〜〜〜イ！！」」
「それでは私、チーフスチュワードの浅野がこれからスカイデッキに案内致します…」
浅野さんが持っていたリモコンを押すと、二重構造のエレベーターが開かれ、我先にと子供たちが入ってく。
それに続き、俺達も中に入っていく。
『毛利さん、ガラス張りですけど大丈夫ですか？』
「なんでこんな構造にしたんだチクショー…！」
どうやらダメらしい。
この人を前世あったスカイツリーに連れていったらどんな反応するんだろう。
というか、姉さんから今度鈴木財閥によって造るベルツリーという東京スカイツリーそっくりな電波塔の構図を見せてもらった。
鈴木財閥ってなんでもアリなのか。
そして、チーーンという到着音が鳴り響いたと同時にドアが開かれ、まず初めに毛利さんが。
次に子供達が足を踏み入れる。
「わぁ！ 明る〜い！！」
「空が見えますよ！！」
『これはすごいですね』
「じゃろう？ ここが儂自慢のスカイデッキじゃ！！」
スカイデッキの説明をしている次郎吉さんの言葉を聞き流しながら、俺は「どんだけ金かけたんだろうな…」と遠い目をしていた。
これだから金持ちは。
そして奥に進むと二課の中森警部、そして松田君と萩原君もいた。
子供達を拒否している中森警部にそれを萩原君が「まぁまぁ」と宥めている。
なんかすごい光景だな。
すると中森警部は次郎吉さんを視界にいれると声を上げてこちらにやってきた。
「…あんたねぇ…」
「中森警部…」
「おぉ、毛利さんに霞洲警視まで！？」
『ご無沙汰してます、中森警部』
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Yuri(プロフ) - トカさん» 誤字報告ありがとうございます！ (2月12日 16時) (
レス) id: dfb9ab75d1 (このIDを非表示/違反報告)
トカ - (3)の「火事」が「家事」になっていますよ (2月12日 16時) (レス) @page38 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
詩乃ミザミ(プロフ) - お久しぶりの更新待ってました！ (2022年4月8日 21時) (レス) @page39 id: 7be55d3740 (このIDを非表示/違反報告)
侑(プロフ) - さいっっっこう…と無意識に叫ぶほど最高の作品だと思います続き待ってます作者さん大好きです愛してます！！ (2022年3月29日 12時) (レス) @page39 id: 8afc6fd8a6 (このIDを非表示/違反報告)
＼(^o^)／ - ((◎д◎))ｧｧｧｧｧｧｧ いやー神！神作品とはこの事だ！ 夢主かっけぇ、、、！続き楽しみにしてます!! (2022年2月14日 5時) (レス) @page39 id: 111ab3751f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雄里
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2021年5月6日 1時
