2.Wエースの上司様【名探偵コナン】

─世界一の大泥棒─ ページ24

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とある某日。
警視庁で昼休憩の時、スマホをいじっていると一つの話題に目が止まった。




【ルパン三世、またしても───】



『るぱんさんせい』


「お、おお？？ どした霞洲。ルパン三世嫌いなのか？」




馬鹿野郎逆だわ。
おいおいマジかよ。この世界ルパンとコラボしてたの！？
え、俺今なら死んでもいい…いやまだ天寿まっとうしてないから嫌だ。


ルパン三世…前世、一番初めにハマった作品。次元と不二子ちゃんの大ファンです。
もちのろんでルパン三世も五右衛門も好きです。ルパン一味みんな好き。



「友和さん、キッドも好きっつてたから真逆ルパンも好きとか言いませんよね？」


『………ファンです』


「佐藤！！ ルパン逮捕に向かうぞ」


「どういうこと！？ 」



警察がルパンのファンで何が悪い！！
絶対前世でも居たよ。警察でルパンファンの人！！


絶対警視庁にも居るって一人くらい。
すると佐藤さんが俺の方にやってきてコソッと耳打ちしてきた。


やめて、佐藤さんファンに殺される。





「か、霞洲警視も…その、ルパンのファンで？」


『ルパンというか、ルパン一味箱推し』



そう言うと佐藤さんは目を輝かせて霞洲警視もなんですか！？ と言ってきた。
お、おおどうした。




「じ、実は私…初恋がルパンでして…」


『俺不二子ちゃんが初恋だわ』



俺と佐藤さんがそう言うとジッと見つめあってから互いにガシッと同士の握手をした。
ほ、ほら！ ほらぁ！！ やっぱ警察の中でもルパン推しの人が居るんだよ！！


てかルパン初恋かぁ…いいね。
俺ルパンに会ったら絶対サインもらいたい。



あと何故だろう。
後ろから殺気が凄いぞぉー！




「友和さーん」


「ちょーっとお話しましょうねー」


『デジャブを感じる』




この後取調室(仮)で全て吐き出された。




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