2.Wエースの上司様【名探偵コナン】

─揺れる警視庁 1200万人の人質─ ページ11

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冬から逆戻りして秋。現在 11月1日。
あー…11月かあ。あと六日で例のあの日が来る。



くーるきっとくるー…爆弾予告がやあて来るー。
だって今年はコナンが誕生している…あの事件吸引体が居るのだから確実に起こる！！！



俺のサイドエフェクトがそう言っている✧
コーヒーを飲みながら俺は遠い目をした。



「おっ、友和さん。休憩ですか？」


「霞洲さんどうも」


『松田、伊達…そんな所だ。お前らもか？』


「はい…ついに11月ですね」


『ああ』


「例のあの日が来るなあ…」



…あの、ごめん。
例のあの日、例のあの日とか言っているの例のあの人思い出してなんか笑いそうになる。



「…友和さんは、来ると思いますか」


『思ってる』


「「！」」


『なんの確証も無いが、今年は事件が多発している。この事件のビッグウェーブに乗って爆弾犯も動くかもな』


「じ、事件のビッグウェーブ…」


「あながち間違ってなくて否定出来ねぇ…」


『ははっ』



俺がそう言うと二人は遠い目をし始めた。
分かる分かる。捜査一課とか毎日が大変だもんな…今度焼肉食べに行こうな。もちろん俺の奢りで。



「あ！ 友和さん発見！って、どったの陣平ちゃんと班長。そのチベットスナギツネが空飛んでる光景目撃したみたいな顔して」


「「どんな顔だよ！！」」



松田君は何故か萩原君に卍固めをお見舞いしていた。
何かが彼の逆鱗に触れたんだろう。



「いたた…ところで友和さん、一緒に飯食べに行きましょ！」


『俺、萩原一生尊敬するわ』


「え！？」





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