2.Wエースの上司様【名探偵コナン】

─バスジャック発生─ ページ1

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俺、霞洲友和は本日仕事が休みで、隣町に用事があり米花公園前のバス停で待っていた。
それとコナンの世界ははサザエさん時空になっていた。



つまり、時間は進むが、キャラクターは年をとらず、ずっとループし続ける時空だ。
これは俺にしか分かっておらず、他の人達はコナンのキャラクターな為違和感に感じていない。



いーなー…俺の場合、時系列シャッフルで毎回季節が変わるからめっちゃ大変なんだよね…ははっ。
くそう、早く組織潰して、この地獄から解放してくれ！！



そんなことを考えているの、バスが到着した。
俺はバスに乗り込むと見慣れたメンツが目に入った。
あ、今日死んだな。



「あれ！？ 霞洲警視！」


『や、やあ皆。君たちも乗っていたんだね』


「はい！ これからスキーに行くんです！」


『そっか。楽しんできてね』


「「はーい！」」



おいおい嘘だろ…江戸川様御一行が居るとか事件起こるじゃん…なに、バスジャックでもされるの？？ それとも降りた先で事件発生とか？？


俺の休日が消えたなこりゃ…降りるか、と思ったが何故か哀ちゃんが俺の服の裾を引っ張てきた。
しかもフードを被っており、とても顔色が悪く震えている。



『哀ちゃん…？』


「友和さん…お願い、一緒に居てっ」



この震えは尋常じゃないな…もしかしてこのバスの中に組織関連の人物が居るってことか。
哀ちゃんが殺されたら俺が明美に殺される。まあ殺させはしないけど。



俺は哀ちゃんの手を繋いで、一番後ろの座席に座る。
もちろん人影で見えないように哀ちゃんを窓側に。その隣に俺が座る。



その時、前方でもうスキーウェアを着ていた男性達が声を上げた。




「騒ぐな！！ 騒ぐとぶっ殺すぞ！！！」




おい、さっそくフラグ回収かよ！！！








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