『＿12＿』 ページ12
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「は、はぁぁぁ！？ こいつが特級呪術師！？」
『うん。 ごめんねこんな奴で』
私はそう言って内ポケットから学生証を出した。
そこには私の顔写真の左上に〇特と書かれている。
「マジかよ」
『マジだよ』
「五条お前知らなかったのかよ。ウケんだけど」
「うるせぇよ！！ 雑魚のくせに！」
「あぁ！？ 表出ろや」
『落ち着いて歌姫ちゃん』
「燈ぃ、アイツに指パッチンしてやってよー」
『そのうちね』
「そのうちってなに？？？ まず指パッチンってなにさ」
五条が私に質問を投げかけてきたその時、私の電話がその場に鳴り響いた。
ちょっと失礼、と言いその場から少し離れたところで携帯を開くと相手は補助監督の雨宮さんからだった。
私はすぐにボタンを押し、携帯を耳に当てた。
『はい焔です』
「«───あ、焔さん。申し訳ありませんが緊急の任務が入りました。特級です»」
『…分かりました。 直ぐに向かいます』
「«了解しました。門のところで待っています。それでは»」
雨宮さんがそう言うと通話は終了。
それを確認した歌姫ちゃんが私に駆け寄ってきた。
「任務？」
『うん。特級だって』
「やっぱり特級呪術師は引っ張りだこなんですね」
『現状、日本にいる特級呪術師は私と九十九さんって人だけだからね』
「ふーん…」
興味無さそうだなお前。
まあ私の予想だと、入学早々一級の称号を持っている事だから直ぐに特級呪術師になりそう。
特に五条。
聞いたところによれば五条家相伝の無下限呪術とうん百年生まれなかった六眼とかいう中二病みたいな目を持っているらしいし、二年になれば特級にでもなってんじゃないかな。
『それじゃあ行ってくるね歌姫ちゃん』
「…絶対に生きて帰ってきなさいよね」
『もちろん』
私はそう言って三人と別れ、補助監督が待ってるところに向かおうとすると「なあ」と声をかけられた。
「その任務、俺も連れてってよ」
「「え」」
『…………ふぁ！？』
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ななり(プロフ) - Yuriさん» 返信ありがとうございます！私も呪術高専トリビアでの内容でしか知らなかったので『昔』としか考えておりませんでした。教えていただきありがとうございます◎言われてみればその様にも考えられますよね、、お手数をお掛けしました( ; ; ) (9月12日 1時) (
レス) id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - ななりさん» 少し語弊が生じてしまいましたが、芥見先生による呪術高専トリビアにて割と最近四年制になったということできっと高専五条時代はまだ五年制なんだなと独自で判断して誤解を招いてしまいました。申し訳ありません (9月12日 1時) (レス) id: dfb9ab75d1 (このIDを非表示/違反報告)
ななり(プロフ) - 私が知っている限り『昔』としか知らないのですがどの記事・お話に高専五条時代は5年制と書かれていたのでしょうか、、教えていただけると幸いです( ; ; ) (9月12日 0時) (レス) id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - ななりさん» 芥見先生によると高専五条時代の高専は五年制で、虎杖の時代は四年制になっているらしいです。 (9月11日 2時) (レス) id: dfb9ab75d1 (このIDを非表示/違反報告)
ななり(プロフ) - コメント失礼致します！ リアルの高専ごに5年制ですが呪術高専は4年制ではないでしょうか？ (9月11日 1時) (レス) @page8 id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雄里
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2020年12月7日 17時
