トマト缶て美味しい ページ3
あなたの中じゃうちは仕事してへんのか。残念やな
『すんません』
侑「そんなんで七恵ちゃんに許して貰おおもてんのか」
えっだめなん??
侑「ちゃんと目見ていえや」
『ごめんね』
七恵「いいの別に私は!」
侑「七恵ちゃんは優し過ぎるんや!もっとこんな用無しには強く言ってええんやで!」
北「こら侑。後からきてみたらそのいい癖はなんや。お前も口改や」
侑「うっ北さん」
雑巾て冷たいよなぁ。スポドリ吸うと倍になる。
それと周りの目も同じくらい冷たいよなぁ。あかん。風邪ひいてまう。
北「新里は着替えてきいや」
七恵「すっすみません!」
あんたがやってくれへんかなぁ。
ていうか誰も床拭き手伝ってくれへんのか。
角「うわ…すげえ…笑ってる」
銀「疲れへんのかな…」
治「抜かりないな…」
疲れまへんな。慣れてしもうたもんで。
七恵「すみません!ご迷惑かけて!」
北「別にええよ。はよ仕事戻り」
七恵「はい!」
七恵「ごめんね?環ちゃん」
ブサイクやからその顔するともっとブサイクになるで。やめときいや。それが効くんは侑君だけちゃうかな。
『別に気にしてへんで』
気にしかしてへんで。
うちの作ったスポドリよう肥料にしてくれたな。
七恵「ありがとう環ちゃん!やっぱり親友だね!」
ふっふふ。
あんたは同じ部活なら親友認定できるんやな。
新里七恵の生態が一つ分かったわ。ありがとう。
『せやね(にっこり』
おん。あんたやっぱし ブサイク や。
七恵「侑君がジャージ貸してくれたの。侑君ってかっこいいよね…そう思わない??」
ごめんなぁ。共感できん。
『せやな』
「だからねやっぱり心配かけたくなくて…」
いやいやいや。どの口が言うとんねん。肥料女。
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作者名:あまね。 | 作成日時:2020年4月1日 1時