あかんのですよ

人の体温って暖かい ページ13

え？角名((倫太郎君…うちの頭撫でてる？？？

『ん？』

角「環偉いねー」

『お、おお…』

心做しか倫太郎君の口角は少しだけ上がっている。

角「まじで人の為に何かをしようと思えるのって凄い良い事だし尊敬する」

『やめてぇやぁ〜褒めすぎやで〜照れる〜』

角「…」

『えちょっ無言と真顔はキツいて』



『ほなまたな』

角「うん。明日部活で」

『ばいばーい』

角「バイバイ」


進んで行った電車を見つめたあと頭に手を置いてみる。

『暖かかったな…』

倫太郎君の温度。


そう言えばウチらの環♡倫太郎♡って名前呼びの照れるお決まりなかったけどそれがこの小説やから許してな。




ピロン♪

『？』

携帯なったな。携帯の電源をつけるとLimeのアプリの下に新着メッセージがあります。とかいてある。

誰やろ。
英今月の休みのいつか家おいでよ

英や。珍しいなぁ。

環おん。今月の休み多いから行ける日連絡するな

なんか寒なってきたなぁ。春高まであと数ヶ月やのに体育館の点検が入ってしもうて休みが多くなったらしい。

英了解

スタンプを送信してそのままうちは家へと歩き出した。


『ただいま』

シーンとした家の中。次の瞬間

どんどんどんどん！！

『んぐっ』

凄い勢いで飼い犬の賢二郎が突っ込んできた。豆しばで凄く人懐こい。ちなみに名前は小さい頃に宮城で会って迷子を助けてくれた子の名前からとってる。


覚えてるのはアシメだけ。

こんど会えたらええなぁ。

賢二郎を抱っこしてローファーを揃えて階段を登っていく。

母さんはきっとまた男遊びだ。気にしなくていい。

携帯を机の上においてカバンを下ろす。
賢二郎を床に下ろしてまた撫でる。

『あっ』

そう言えば明後日うち出かけるんやった。お泊まりやろー？

えぇどんな服で行こう…。

取り敢えずクローゼットから服を引っ張り出す。寒くなるし長袖かなぁ。

『まぁこれでええか』

ジーンズのオーバーオールに白のタートル。シンプルイズベスト！！

寝巻きはちゃんとしたのでええやろ。

2日目はワンピース着よかなぁ…今年いっぱいやろ…これ着れるん…。でも肩出しはちょっと調子乗りすぎ…？

『まぁいっか』

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環ちゃんの口調、性格についてですが

基本 口が悪いです
それと少し無気力です
取り乱すと口調が荒ぶります

ちなみに七恵はどこ行ったの？？って感じだと思うんですけど…

コロナ乗り切ろーっ→←結局卍って何だったの？？

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