あかんのですよ

好物はダイオウグソクムシ ページ2

七恵「環ちゃん！ドリンク運ぶよ！」
『ありがとさん。七恵ちゃん』
七恵「マネージャーだからね！」

さてさて。マネージャーのくせしてあんたドリンク作ったことあるん？？まぁええ。
うちそこまで粘着質やないからなぁ。


銀「新里重くないんか！？持つで！」

七恵「ありがとう！銀島君！でも持てるよ！マネージャーだし！」

銀「女子やしやっぱ怪我したらあかんやろ！」

七恵「ありがとう…！銀島君は優しいね」

銀「ほ、ほうか…？？」

角「めっちゃウブじゃん」

銀「ちょっおい！角名写真とんなや！」

七恵「あははは！」

どいてくれんかなぁ。邪魔やなぁ。

七恵「あっごめんね！環ちゃん！」

『ええよええよ』

侑「いっつもアイツ仏頂面やな…ムカつくわあ」

治「いや、どこがやねん」

銀「わろてるやんか」

侑「偽物やろ！絶対！」

角「確かにね」

七恵「環ちゃんは優しいんだよ！偽物じゃないよ！」

侑「可愛ええなぁ…七恵ちゃんは」

七恵「えっ！！」

治「きしょくわる」

侑「なんやてサム！」

七恵「喧嘩は駄目だよ！」

角「双子ストッパーは新里かな」

銀「かっこええな！」


『これ、タオルです』

北「ありがとさん」

『いえいえ』

尾「おっありがとさん！」

『いえいえ』

赤「ありがとなぁ！」

『いえいえ』

大「ありがとさん」

『いえいえ』

『タオルです』

銀「ビクッ！！！あっありがとさん」

『…いえ』

うちは座敷わらしか何かですか。

『タオルです』

角「…ありがと」

『…いえ』

随分と怖いなぁ。

『タオルです』

治「あぁありがとさん」

『いえ』

いつも通りで何よりです。

『タオルです』

侑「…」

そんなに眉間に皺を寄せると将来おじいちゃんになったらしわしわになってまうな。

無言は良くないと思うんやけどなぁ


七恵「きゃっ！」

バシャン！！

『…』

あらあら。マネージャーさんドリンク撒きを初めてしもてここは畑やないんやからそこんとこ気をつけて欲しいわぁ。あっ畑でもスポドリは撒かんか！


つまらんよな。無視してや

「大丈夫？！」
「びしょ濡れやん！拭くもん！」

そこまで慌てんくてもええんちゃう？

『七恵ちゃん、ちょっとそこどいてくれへんかな』

七恵「えっあっごめんね！」

侑「おい。そんな言い方ないやろ」

『…チラ』

侑「七恵ちゃんは一生懸命仕事してこうなってしもたんやあんた仕事してへんのになんで偉そうにしてるん？」


あらあら。

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