Master Doll 【BTS】完 (ページ8)

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YG「人形が動くわけねぇだろ」

JN「ジミナ頭打った？病院行く？」

本気で心配するジン。

JM「嘘じゃないし、頭も打ってないよ！
本当に人形が動いたんだって！」

TH「うん。知ってる」

JM.JK「え？」

TH「だって俺も見てたもん。
あの人形がジニヒョンの落とした音にビックリしてる所」

そっか～、あれは夢じゃなかったのか～。と呑気に話すテヒョンを、目を見開きながら見つめるジミンとジョングク。

JN「待って。人形が動くわけないじゃん。
3人とも頭打った？まだ夢の中？」

YG「なぁヒョン」

いつもと変わらない無表情な顔でマンネlineの後ろを指さすユンギ。

その指の先を見るなりジンが叫び出す。

JN「だれ!?あの子!!」

ジョングクが振り向くと、
そこにはUが立っていた。

JM「これ！この子が人形の...！」

どうしましょう。

ジンととジミンがパニックです。

YG「本当に人形か？
人間じゃねぇの？」

JN「ゆ、ゆ、ユンギ！
あ、あ、あ、脚を見て」

YG「脚？

あ、人形だわ」

Uの脚を見るなり人形と確信したユンギ。

着物の裾から見える足首が球体だからだ。

するとユンギはUに近づき話かけた。

YG「お前、話せるか？」

JM「は、話すまでは無理じゃ──」

『はい。話せます』

JM.JN「ぎゃぁぁぁああ」

キッチンへと消えていくジミンとジン。

YG「んじゃ話がはえーな。
お前名前は？」

『Uです』

YG「U？呼びにくい名前だな。
グガが連れてきたんだろ？
お前が名前付けてやれ」

JK「え!?じゃあ...Aで」

『それは、私の名前ですか？』

JK「うん。これからUの事をAて呼ぶよ」

『かしこまりました。マスター』

YG「マスター？」

『はい。私が目を覚ました時、
目の前に居た方がマスターとなります』

YG「お前はヒヨコか」

U...ではなく、Aの頭にヒヨコが飛ぶ。

『ピヨピヨ』

JK「A、ヒヨコにならなくて良いから」

Aの頭に飛んでいたヒヨコを払うジョングク。

TH「ねぇ、なんで話せるの？
Aはアンドロイドなの？」

『あ、では今から説明させていただきます』

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