カーテンコール【SnowMan】

2016 ページ18

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2016年


『めぐれん、おめでと』

目「ありがと」


頭をくしゃっと触られた。
こいつ、身長どんどん伸びてすげー見くだしてくるし、すぐ頭触ってくるし、ムカつく


目「おい、アリ、心の声漏れてんぞ」

『わりぃ、わりぃ』

目「見くだしてるんじゃなくて、見おろしてるの」

『はいはい。でもさ、本当におめでとう』


2016年、バックダンサーを共にしていためぐれんが宇宙sixになった。
正直凄い悔しいし羨ましい。


『…頑張れよ！』

目「当たり前だろ」


ゴツンとお互いの拳をぶつけ合う。









初めてジャニーズに入所した時から、ずっと気にかけてくれためぐれん。
先輩のバックにつくことも多くなって、俺より先輩なのに気さくに話しかけてくれて、プライベートでも一番仲良くしてくれてた。

いつの間にか、目黒さんのことはめぐれんと呼ぶようになり、俺のことはアリと呼びあうようになった。


いまではジュニアにもファンの人達にも《アリ》って呼ばれるのがいつの間にか定着してて、その名付け親は多分めぐれんだ。

本名も名乗れない、謎だらけの俺をこうやって受け入れてくれて辛い時も嬉しい時も一緒に乗り越えてきた。
こんないい奴いねーよ。熱くて、かっこいい。





めぐれん、本当におめでとう。

俺も負けてらんねぇな。




『飯いこーぜ！』

目「アリの奢りな？」

『サイゼね』

目「おい、安く済ませようとすんな」

『俺今金欠だもん』

目「知らねぇ〜」



よし、いくぞ！と肩を組まれて出発した。


『肩に腕乗せんな』


身長低いの気にしてんだから。
腕を払うような仕草をするが、めぐれんは笑いながら離さない。
こいつマジで距離近え。






男役として、トップスターになる夢
絶対叶えてやるからな。





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話をすっ飛ばしたかったので、この2人の話はいつか




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