カーテンコール【SnowMan】

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『おはようございますっ！』


指定された場所についてドアを開く。
もう何人かは部屋の中にいて、一礼し、大きな声で挨拶した。
頭を上げると、視線が合った人物が一人。


深「あ、君やっぱ受かったんだ」

『あ、昨日の…』

深「おめでとう。ようこそ、ジャニーズJr.へ」

『ありがとうございます。これから宜しくお願いします…えーと、深澤さん…』

深「ふっかでいいよ。君はえっと〜…有栖川くん」

『はい！』


一人で心細かったから、少しでも知ってる人がいると安心する。昨日はチャラい人だなって思ったけど、名前を覚えていてくださったことが嬉しくて思わず笑顔になってしまった。


佐「え〜なになに。君、俺の次に可愛い顔してんじゃん！！！！ってか顔綺麗〜、何歳？」

ふっかさんの近くにいた、小柄な男性がひょこっと現れる。

深「お前の次ってなんだ、調子乗んな佐久間！笑」

『17です。有栖川です。よろしくお願いします』

佐「にゃはは、緊張してるね〜。リラックスだよ〜」

深「おい！佐久間、無視すんな！」


佐久間と呼ばれる小柄な男性は、がんばろ〜ね〜！と手を振って違う場所に行ってしまった。








……………………
(おまけ)

佐「ねぇ！ねぇ！ねぇ！信じられないくらい綺麗な顔した子が入ってきたんだけど！」

渡「は？なにそれ？」

阿「昨日受かったの一人って、ふっかが言ってた子？」

佐「多分そう。こんな子いるんだって、びっっっっっくりした」

岩「佐久間すぐ誇張するからな〜どうだか」

佐「いやいや！マジだって！身長も俺より大きかったし、うらやまし〜」


離れた佐久間くんが、こんな事を話していたなんて知る由もない。





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