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chapter 1 ページ2
「由梨〜、誰かいい男の子紹介してよ〜。」
振り向いて彼女を見た。
彼女の名前は、中本由梨。私の親友。
「彼氏の友達でフリーな子いるけど」
「紹介して!!」
私は身を乗り出しすぎて、椅子から転げ落ちた。
そのせいで由梨と私の顔は今にも鼻と鼻がぶつかりそうなくらい近い。
「……かなり必死だね」
由梨は苦笑いし、私の肩をつかんで自分から遠ざけた。
「えへっ」
私は手をグーにして、頭に当て、下を出す。
「キモいよ」
由梨に真顔で言われてしまった。
「女子高だから彼氏ができないんだよ。出会いがないもん。」
すると、隣の席の子が私を見ながら席を立った。
「女子高でも彼氏はできるやつは、できると思うけど?」
と、鼻で笑われた。
彼女には彼氏がいる。
いわゆる、「勝ち組」。
ちくしょう!今に見てろ!
スタスタと去っていく彼女の背中をにらみつけながら私は悔しさに震えていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:Smile | 作成日時:2017年8月26日 12時