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授業終了のチャイムが鳴り、それと同時に顔を覆いながらゆっくり起き上がるジミンくん
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「…おはよう、ずっと寝てたね」
JM「ん〜お陰様で、」
「え」
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バレてた？
ジミンくんを注意しようとした先生に、『体調悪いみたいなので許してあげてください』って言ったの
咄嗟に、つい言ってしまった
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ジミンくんに見えないよう、ジミンくんのこと見てたかったのかも
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JM「僕起きてたんだよ」
「え〜まじかぁ〜〜」
ありがとう、ってすぐ
ふふふって笑う
ゆるい笑顔
その度に胸の辺りがポカポカする
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「なんか見てたの？」
JM「うん、あそこにいる三毛猫」
そう言って、指差す方向に目をやると、スヤスヤと寝ている黒猫
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作者名：ましろ。
| 作成日時：2022年9月1日 22時
